2021年12月15日水曜日

全日本シクロクロス選手権大会レースレポート(松本駿)

 今年最後の大舞台となる全日本選手権大会。先週の上山田をいい感じで走り終え、コンディショニングすればいい感じで行けるはずがそうも行かず・・・。寒さに負け、仕事に追われると言う言い訳のネガティブな状態。まともに乗れたのは木金の2日のみ。

それでも、会場に入ればポジティブな考えに切り替え、まさに天職とも言える場所。心も一気に踊りだす。
土曜日から移動しクラブ員と合流したりバイクの準備と試走。あっという間に前日は終わり、決戦日も会場へ向かう移動時間のストレス軽減で早朝試走に間に合う時間で会場入り。気温、コースのフィーリングと自分の体調を確認しながら昼の試走で感覚を掴む。


32番コールだったので、ギリギリ4列目の空いているど真ん中へ飛び込むようにスタートに並んだ。スタートは焦りなのか?ネックウォーマーを外し忘れたり、メーターが電池切れだったりと取外して仕切り直し。

号砲が鳴りレースが始まる

スタートギアも大丈夫だろうとセッテイングしたはずが。ペダルキャッチもミス。ギアも重くて踏み切れず。大舞台での気合い負け!


出遅れるようにスタートでは埋もれて始まった。致命的となる痛恨のミスは大きく影響し、スタートループから縦一列からはみ出してフロントを突き刺そうにも行けない。50番手ぐらいから何とか40番代まで巻き返し。

抜けそうなポイントや得意とするコーナーで抜きにかかりたいがどうにもこうにも進むことが出来なかった。ゴール付近の狭くなる箇所でイン側を攻めてゆく。そこから、巻き返して30番台をキープしそうになった時に、土手のキャンバーを旋回しすぎてコーステープに絡まって後ろもを向く様に転倒。再びレースは振り出しにリズムを崩す。


前に遠慮なく突き進む感じと攻めの走りをし、ペースアップして38位までラスト3周。色んなラインでキャンバーを攻めるも、行きたいラインで攻めれずオールクリアとまでは行かなかった。そして、80%ゲートでラスト一周に入れず・・・。35位でゴールとなった。


コーナーとシケインのバリケード、泥のセクションでは完璧だったが、直線での加速とスピード感が劣っていた。まだまだレースの奥深さと欲求は止まらない。来月からも少し走ろうと思うので、練習を積み重ねておきます。

沢山の応援、今シーズンもありがとうございました。









Specal thanks photo: ©Fabtoronica+camera

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全日本シクロクロス選手権大会レースレポート(松本一成)

 


レーススタート1時間前からアップして万全の状態でスタートラインに並びました。スタートは最前列からでした。 スタートの笛が鳴りペダルキャッチもうまくいき序盤からトップ集団で走れていました。


セクションもミスすることなく走れていました。 その勢いのまま2周目に入り順調に走れていましたがキャンバーの登り返しのところで詰まってしまい、トップ集団から離されてしまいました。


そこからトップ集団に戻ろうと頑張りましたがなかなか差が縮まらず逆に後ろのパックに追いつかれしばらくその集団で走っていました。しかしレース中盤のシケインでサドルが曲がってしまいピットインすることになってしまい、しかもスペアバイクは乗りづらさがありペースダウンしてしまいこの時点で6位まで落ちてしまいました。そこから次のピットでバイクを交換し走り出しました。後ろの1人が飛び出して前の集団を追いに行くのをついて行こうとしましたがキャンバーセクションでミスしてしまい追うことが出来ず、そこからは2人パックで前を追う形になりました。

レース終盤で前との差を縮めることはできましたが追いつくまでには至らず8位でゴールとなりました。 今回のコースはパワーコースであり少しのミスが大きな差を生み出してしまうコースでした。 今回のレースでは自分のミスが最終的にこの結果に繋がってしまいました。 大会の連戦であり疲労もありましたがすごくいい刺激になりました。


今年のレースではあまり目立った成績が出せませんでしたが来年は表彰台の常連になれるようにトレーニングしてきます。 応援ありがとうございました。







全日本シクロクロス選手権大会レースレポート 松本璃奈

 ↓続きまして↓

次のレースは女子エリートです。私松本璃奈が参戦してきました。最前列なら中央が有利なのになぜかど真ん中が空いていたので並んだ。

⇧チャンピオン席は空けてくれたみたいです…多分😂

ラッキーなポジョションからスタート。2度制した事もあり、経験値はありますよ(笑)

ベルギーやデンマークのレースを経験しただけに思い出させるレイアウトだった。ポイントとなる場所のセクション練習は誰よりもしていて、土手のキャンバーセクションは3名のライダーしか行けなかった内の一人だったみたいです。ちなみにレース中もラスト一周のみ足付きだった(泣)

レース序盤は5位で進み、テクニックセクションは元チャンピオンらしい走りをしていました。中盤にアスファルト区間のコーナーでタイヤから嫌な音がしたので、とっさにピットイン。空気圧を上げてもらいたくて慌ててピットに入ったが、まだバイク準備ができていなくてタイミングが合わず大きくタイムロス。

⇧慌てて戻ってます(笑)しかも撮られてた😂

(ルール上ピットに入った場合は、バイク交換や機材交換が必須の為、スルーを緩めると言う行為をして再スタート。)

後半は、徐々に順位を落としていったが、ラスト一周でスイッチが入り一人抜き、負けず嫌いさが出て最後は気づいたらスプリントしてました。8位ゴールでした。


その後。スプリントをしたせいか?見事にドーピングに捕まりましたとさ。


機材をサポートしてくださったスポンサー様、応援してくださった皆さんありがとうございました!


これからも「Team Ride mashun specialized」マシュンファミリーの応援よろしくお願いします!!


Specal thanks photo: ©Fabtoronica+camera & ©︎Kazutaka lnoue


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Rina Matsumoto


全日本シクロクロス選手権ありがとうございました!

 こんにちはマシュンです。先日は茨城県土浦市りんりんポート土浦にて、シクロクロスの全日本選手権が開催のため、参戦してまいりました。コースは本場ヨーロッパで体験したトラック競技場からアスファルトと土手キャンバー返し、小高いコブを単調に上り下りするのではない、スキルのいるコース。フラット基調ながらも所々でテクニックが必要とするところで、霜と数日前の雨による影響でコーナーは芝が剥がれて適度に泥セクションとなり、面白みのあるレイアウトだった。

今回は、U23に松本一成選手。エリート女子に松本璃奈選手。エリート男子に松本駿選手と3名の出走でした。





U23に出場の松本一成選手のレースがスタート。
実は同週末スケジュールで北海道釧路で開催の全日本ジュニアスピード選手権大会のも出場していて、2日間試合をこなし、両日共に3位で来月中旬からはオーストリア/インスブルグに世界ジュニアワールドカップと選手権大会参加の代表枠をかけた大事な大会で3年越しで夢を掴み取ってもいた。
そんなスケジュールを押し切って、北海道より土浦に土曜の日付が変わる頃にホテルに到着。朝の試走をこなして、3週間ぶりの自転車。ローラーで少しだけ確認すると普段どおりのランニングでアップをこなしてレースへ。
昨年度のランキング反映と野辺山で獲得のUCIポイントもあり3番コール。センターを位置取り、チャンピオンを狙いスタートさせた。前半から誰が勝ってもわからない年齢。

ポジション取りも攻めのポジション取りで観衆を沸かせる!ディフェンディングチャンピオンの鈴木選手とコントロールしながら、連戦の疲れすら見せずに爆発的なパワーを見せつけた。コーナーでパワーが有りすぎてスリップダウン。リカバリーを効かせながら遅れを取り戻して走っていきます。
中盤戦は、先頭パックから少し離れて4位グループを形成。泥のセクションでグループの先頭を走るライダーがミスしてブロックされ大きくタイムロス。そして、サドルが動いてしまったので一度ピットイン。スペアバイクは大きく違うために、リズムを整えることが難しかったそうですが、ピットクルーも半周でリカバリーさせ大きな影響はなく送り出し。スピードのリズムはかなりの上限動で、周囲とのパワーバランスが悪く協力してペースアップすることに苦戦。ここで先頭からは大きく遅れてしまいました。


終盤はアジア戦でも一緒だった中島選手とテンポ良くペースアップ。一時期は後ろともドッキングしそうでしたが、公を制して抜け出るように8位でゴール。表彰台には届きませんでしたが、自分の存在感とパワーを見せることが出来たステップアップする大会となりました。

次のレースは女子エリートに松本璃奈選手が最前列なら中央が有利なのになぜかど真ん中が空いていたので並んだと言う。ラッキーなポジョションからスタート。2度制した事もあり、経験値はありますね(笑)
ベルギーやデンマークのレースを経験しただけに思い出させるレイアウトだったと。ポイントとなる場所のセクション練習は誰よりもしていて、土手のキャンバーセクションは3名のライダーしか行けなかった内の一人であった。ちなみにレース中もラスト一周のみ足付きだったということでした。

レース序盤は5位で進み、テクニックセクションは元チャンピオンらしい走りをしていました。中盤に前輪がパンクしていた?様に思い、とっさにピットイン。半周後に、洗車対応出来ていないのに入ってきてしまい、大きくタイムロス。(ルール上ピットに入った場合は、バイク交換や機材交換が必須の為、スルーを緩めると言う行為をして再スタート。)
後半は、そのままペースをキープして8位でゴールでした。



最後はエリート男子から松本駿選手が出走。32番コールだったので、ギリギリ4列目の空いているど真ん中へ。大舞台での気合い負けで、出遅れるようにスタートでは埋もれて始まった前半。そこから、巻き返して30番台をキープしそうになった時に、土手のキャンバーを旋回しすぎてコーステープに絡まって転倒。再びレースは振り出しになりそうだった中盤。
前に遠慮なく突き進む感じと攻めの走りをしてペースアップして、38位までラスト3周。色んなラインでキャンバーを攻めるも、行きたいラインで攻めれずオールクリアとまでは行かなかった。そして、80%ゲートでラスト一周に入れず・・・。35位でゴールとなった。


シクロクロスレースは、機材交換と共にピットクルーも一丸となる競技。どんなスポーツでも、コーチ、トレーナー、メカニック、とスタッフもそれぞれが協力しあって支え合うと大きな原動力となる。シクロクロスに限っては、スネルシクロクロスチームと共に支え合って走ることが出来ました。本年度はレース終了とし、来年度へ向けて動き出します。

協賛各社様のサポート、沢山の応援、ありがとうございました。



Special thanks photo  ©Fabtoronica+camera
Tech support SNEL CYCLOCROSS TEAM


2021年11月24日水曜日

全日本選手権大会レースレポート(松本一成)

©️Sumpu Photo

 

期日:2021年11月21日
場所:愛媛県八幡浜市スポーツパーク
天候:晴れ
コース状況:ドライ

機材:
バイク:スペシャライズド/ S-WORKS EPIC
ホイール:DTswiss/XRC1200
タイヤ:MAXXIS/ASPEN 29x2.25
ヘルメット:OGKkabuto/izanagi
サングラス:OAKLEY/Sutro lite
ウエアー:WAVE ONE /デュアルスーツ
グローブ:OGKkabuto/PRG-7
シューズ:LAKE/MX332
補給:チャレンジャーリキッド
ボトル:グリコパワープロダクション/
ケミカル&タイヤシーラント:フィニッシュライン

 

野辺山シクロクロスでレース感覚を取り戻して、挑んだ全日本八幡浜。 まさかのレース前日のミーティングでは、エリートの後ろから同時スタート。まさしく先週と同じパターンか。
抗議したが世界的にこのパターンだからそれに従ったまでの一点張りだが、しかし、世界を経験したからこそ、エリートの後方と走るともなるとレベルの違うライダーと接触して怪我のリスクが増える。タイミングが悪ければ、先頭で抜けたライダーとタイム差が開くばかりでバリケードになるだけ。平等では無いレースパターンにうんざりした。

スタートすると早速数名のライダーは譲ってくれたが、同クラスのライダーが弾かれて対応できずにかなりのタイムロスした。

©️Sumpu Photo

周りを見とけば絶対そーなることはないのに。

中盤一緒になったけどそれまでで脚を使い切ってしまい落車と同時に失速してしまった。
再び
気持ちを集中させ、前との差は大きく離れたので、3位死守だけを考えてペースを落とすことなく走れた。


 
©️Sumpu Photo

 スタートで詰まったのもあるけど アンダー23のトップとも差がすごいあったから悔しい3位だった。混戦の中で走るのは、実力を試されるのはあるけど純粋に着順の関連性がないエリートと走るのは満足のいくレースにかけると思った。

応援ありがとうございました。

 ライドマシュンスペシャライズド
松本一成

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全日本選手権大会XCOレースレポート(松本駿)

 

期日:2021年11月21日
場所:愛媛県八幡浜市スポーツパーク
天候:晴れ
コース状況:ドライ

機材:
バイク:スペシャライズド/ EPIC EVO CARBON
メインコンポーネント:SHIMANO/XTR
サスペンション:FOXracingshox/STEPCAST32100mm
ホイール:DTswiss/XRC1200
タイヤ:MAXXIS/ASPEN 29x2.25
ヘルメット:OGKkabuto/izanagi
サングラス:OAKLEY/KATO
ウエアー:WAVE ONE /デュアルスーツ
グローブ:OGKkabuto/PRG-7
シューズ:SHIMANO/XC9
補給:パワーバー
ボトル:グリコパワープロダクション/
ケミカル&タイヤシーラント:フィニッシュライン

 ©️Sumpu Photo


延期になり、11月の異例開催となった全日本選手権。例年なら春先の桜の咲く時期に訪れる八幡浜。この地域は魚介類が豊富なのと、柑橘類が盛んでの独特な急斜面に畑が立ち並び、3つの太陽を浴びたみかんは有名。商店街のアーケードの上も電気線が配線していること。新しい家もあるが古い建物も多く存在する。西の四国の入り口とも言われるフェリーの利用もある。電力会社の業者依頼が多くて、主要となるホテルは業者の方で早々に埋まるという事もあるので日程と同時に宿確保から始まる。前にも述べたが、食事は魚介類が豊富で肉類が極端に少ないという特色があり、アスリートフードも魚介に切り替える必要がある。アスリートにとって生物がレース寸前位なると厳禁となるために微妙なラインとなるが、その辺も踏まえてコントロールが重要だ。

会場ではPCR検査証明、2週間の健康管理表提出を済ませてチェック証明のリストバンドをつける。無観客ということで、2年ぶりの八幡浜も会場は関係者のみでごった返す混み合う感じがないので寂しい感じだ。それでも、ポストカードの配布は人気があって色々な人と話せることは会場ならでわだった。

前日の会場入りからは、バイクセッテイングに集中。天気予報は雨の心配ないので、マキシスアスペン2.25でフロントのみプロテクション無しをセット。予備ホイールにはアイコンとリーコンレースを準備していた。シーラントは、新しく白い液体に粒状の粒子が前作よりも目立つ。レース前は手間だが完全に古いのは洗い流して新しくした。
そして、今回はフォックスのステップキャスト34から、ステップキャスト32へと変更。まず、太さが変わっただけじゃなく120mmストロークから100mmへとストロークダウン。余裕がなくなるという解釈になるが、レースコースがそれほど激しく落差がない事。硬いハードパック路面であることから、SC32の方がレース向きという判断だった。トレイル仕様からレーシングスペックへと変わるかの様に、ストローク感が減ってしまったと言う感じは無い。驚いたのは乗って感じることはイーブンだった!!コースでの加速感は機敏性をロードバイクの様になり、ジャンプの踏み出しもダンパーの粘り感が100mmとは思えないコントロール性能でSC34の120mmの長さと引けを取らない。ゴジラの背中での木の根ギャップも飛び跳ねやすく、もともと僕の乗るバイクスペックは120mm設定。バイクのバランスもフロントに傾き、ペダリングの入力ポイントも変わる。サドル角度、ハンドル高さ、そして、リアショック付属のフリップチップで調整。スピードを上げて走るほどいい感触だったので、レースを走る事が胸が高まっていた。
逆に考えると日本のトレイルの大半は路面が柔らかくて、SC34の方がトレーニングでは限界値を引き出しやすくて剛性もあり安心感が出る。タイヤクリアランスもあるので、太めの下系タイヤを使えるメリットも増えてくる。ここ一番という事とコースレイアウトで今回はSC32だが、どちらか一つとなるならSC34。あくまでスピードレンジを狙った話でのレースセッテイングだからまた面白い。

 時間通りにローラーを踏み、確かめる様に時を刻む。低迷しつつあるキレのない走り、今では集中したトレーニング時間が限られ、リズムが悪いビルドアップしかできずにいた。しかし、レースの連続参戦で呼び覚まされてくる忘れていたハイペースの感覚。ショートトラックから始まり、シクロクロス2レースで一気に感覚は研ぎ済まされ、ローラーと実走で仕上げるルーティーンから変わり、自信を持ってスタートラインへ並んだ。

 
©️Sumpu Photo


3列目からスタートだが、焦りによりペダルは2回転ほど空振りしながら出遅れてしまい、30位程に埋れていた。気持ちを切り替えて半周を通過。ライダーとの隙間から前輪を突き刺しながらポジションを修正し、15位前後を走る。路面が海外レースで走る感覚と同じ様なコンディションでタイヤのマキシス・アスペンが今日のコンディションにベストマッチして気持ちをポジティブな方向へと導いてくれた。特には桜坂での得意なリズムの作り方でジャンプアップし、ゴジラの背中では念入りに見極めたライン取りと後半のリズムも狙い通りで進むのがレース中感じた面白さ。バームは足りないところや、コースメンテナンス不足で綺麗にはライン取りができないのがレースでの醍醐味でそれはそれで楽しめた。

中盤からは、5位集団も見え始め己の調子の良さを感じる。重すぎずかつ、ペダリング回転数のバランス、トラクションとダンシングのリズム。周囲をパスし始めると思い出すかの様な五感が蘇って来ている。しかし、パックになり他のライダーと走るとその感覚で走ってしまう悪い癖が出てしまい、ペダリングとギア比が崩れ始め微妙な減速を辿った。

レースはラスト2周。

刻んだラップタイムは極端に落ちていることはないが、足が攣るほどのダメージも無い。周囲のライダーはトラブルでペースダウンだったりするが、依然気が緩められない状況だ。登り返しが続く後半のコースもダメージがあって踏ん張ることが容易ではなくなって、踏んでいる時間が長くなる。シングルリザルトを目標に奮闘するが、簡単では無い。

ラスト1周回。

順位は10位。立ち止まる選手を抜き去るが再び抜き去られ、グラウンド入る位置で再び抜かれるがまだチャンスはあるのでイン差しで抜き返す。リズムの悪いグラウンドのコーナーで抜き返され、ゴールスプリントになるが刺すことはできず12位でゴールした。

延期による長いシーズンとなったマウンテンバイクレースだったが、最終戦を残して2021シーズンを終了。レースが続けばやはり走れる様になったり、海外レースで刺激を受ければそれだけパフォーマンスを出せるという身に染みた今シーズン。スペシャライズド社と共に新しく始まったシーズンも、まだまだやりたいことが見つかったシーズンでした。応援いただきました協賛各社の皆様、応援いただきましたファンの皆様ありがとうございました。
マシュンはまだまだ走り続けます!


 

ライドマシュンスペシャライズド松本駿


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2021年11月23日火曜日

全日本選手権大会 XCO参戦

おはようございます!マシュンです。

今週末は全日本選手権クロスカントリー大会に参戦して参りました。


エリート男子には、松本駿選手。
U23には、松本一成選手。
2名が出走。松本璃奈選手はコースチェックとプチメカニック、フィーダーを。


今回はポストカードも配布しました!配布切れ寸前となり、嬉しい限りです。受け取ってくださった方々ありがとうございます。

今回は何とU23とエリートが同時出走という世界基準ということでこの様な異例の形式にてレース開催されました。エリートはスムーズでも、その後ろから走るU23にとってはエリートの後続を抜くと言うかなりリスキーなミッション。レベルが違うライダーを抜くと言う事はどれだけ危険か?エリート出走の選手達も気を使うし、U23の選手達も苦戦を強いられることは目に見えて公平ではないレースを悟っていました。決まってしまったことは仕方ないですが、次回からは時間差または、別時間で開催される事を願います。



我等がマシュンこと、松本駿選手は2列目からの割とスムーズなスタート位置。前半は、20番代後半から始まり徐々にリズムがある魅了する走りで9位まで浮上するも、詰まった際にネガティブな走りに押し戻されペースダウン。ゴール大接戦スプリントで刺すことが出来ずでしたが結果的に12位でゴールしました。


一方の松本一成選手は、ほぼ最後尾。先週のレースパターンで、スタート直後のアスファルトから足止めのストップ。その後も運悪く完全ストップで2度も。全く違うスピードレンジで、ハイスピードアップして突進‼︎
エリート選手とパックで行きたいところだが既に追い上げでかなりの疲労蓄積の為にキープすることで目一杯。3位キープを保ちそのままゴール。総合でも11番目に入る速さだった。ただし、表彰されたメンバーの曇った表情。不服なのはみんな一緒。正確な実力差ではないだけに、複雑だった様です。
 




無観客試合と言う事で、近隣のファンの方には走りを見せたりする事が出来ず非常に残念でした。また来年度には状況もよくなると思いますので、その時までのお楽しみと言う事にしておきましょう!
マウンテンバイクレースは、本年度は終了。次なる参戦はシクロクロスの全日本選手権に3名出場予定です。
応援ありがとうございました📣
Special thanks
📸 @sumpuphoto 📸

2021年11月22日月曜日

全日本MTB選手権ショートトラックレースレポート

期日:2021年11月7日
場所:千葉県千葉市千葉公園特設会場
天候:晴れ
コース状況:ドライ

機材:
バイク:スペシャライズド/ EPIC EVO CARBON
メインコンポーネント:SHIMANO/XTR
サスペンション:FOXracingshox/STEPCAST34120mm
ホイール:DTswiss/XRC1200
タイヤ:MAXXIS/ASPEN 29x2.25
ヘルメット:OGKkabuto/izanagi
サングラス:OAKLEY/Flight jacket
ウエアー:WAVE ONE /デュアルスーツ
グローブ:OGKkabuto/PRG-7
シューズ:SHIMANO/XC9
補給:パワーバー
ボトル:グリコパワープロダクション/
ケミカル&タイヤシーラント:フィニッシュライン

 







©️Sumpu Photo

 

 昨年から始まった千葉公園内開催のエルミネーターとショートトラックの全日本大会。昨年度は、コロナ感染リスクも高い状況下で見送った。そのため、本年度は初の挑戦となる。前日にはエリミネーターが行われ、ジャンプ台ドロップオフと見ごたえのあるポイントがある。今回は2日目のショートトラックのみの参戦で、公式戦のショートトラックは海外では出ていたが、国内レースでは初。前日にはスペシャライズドブースにて色々な人の人と交流することができ、初めての自転車に触れる親子連れの子供が地上に訪れて新しい風を受け入れていた。

ショートトラックレースはシンプルにシンプルなコースで行われ1周2分弱で周回する。予選を組に分かれ勝ち上がりが10人決勝が20名と言う流れ。予選Bで走ることになり、2列目のスタート。
スムーズにスタートの直線を抜けコーナーを2つ曲コーナーをつなぎ、直線になると5番手で進んだ。ショートトラックの特徴である単発的なスプリントとロードのように集団走行。海外では両サイドに選手が何人も重なるが、人数が少なくロード経験も少ない選手が多いので縦一列に早々に速く高強度のパワーが必要とされた。
決勝のレースの様なスピードで、前の組の予選Aよりも速いハイスピードでレースは展開する。心拍もマックス!筋肉にかかってくる負荷量と身体が張ってくる感じ。レースでしか感じることのできない特別な瞬間だ。

久しぶりのハイスピードはレースの慣れているが久しぶりすぎてシーズン初めの不慣れな感じだ。集団走行で後ろの方で足をため、パワーを最小限に留めたい。コース脇にはギャラリーが大勢いて、スムーズに流れるラインがここであるにもかかわらず、みんな同じラインじゃつまらない。1人だけギャラリーを沸かせていた。
足の余力を貯めて走っていたにも拘らず、コーナー毎に少しずつ前との差が開き始め集団から置いてきぼりに。
11位のボーダーラインが近づいてくる前からも当然何人か失速して体後ろへ流れていく。何とか必死に耐えなければならないのと、微かに聞こえる声援。湧き上がる感性が背中を押してくれるように苦しいながらも進む。

残り4周。最後の最後踏ん張りどころだ。
集団から送れるように力を目一杯出すが集団は前に進んでいくこれが今の実力何とか必死にこらえながらも単独走行となってしまった。次なるミッションは80%ルールの閉門ゲート!閉じられないよう必死にペダルに力を込め、最後はまだ来られそうにもギリギリでレースは最終完走者11位でゴールした。

残念ながらレースは予選通過ならず。リベンジは来年へと持ち越された。
1番速いスピードとなる行区間ではほんの一瞬だがちびっこたちの心をとらえ観客との一体感は最高の喜びだった。たくさんの応援ありがとう。
次回はすぐにやってくる野辺山、そして、全日本選手権クロスカントリー応援よろしくお願いします。

ライドマシュンスペシャライズド松本駿


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TIOGA:https://tiogajpn.com/
グリコパワープロダクション:http://www.powerproduction.jp/
富士見パノラマリゾート:https://www.fujimipanorama.com/mtb/
WEELS:https://www.dtswiss.com/en
TERZO: https://www.piaa.co.jp/terzo/
保険のアイプラン:https://www.iplan-inc.co.jp/
ココロケア:  https://kokorocare.jp/
フジドリームエアラインズ:https://www.fujidream.co.jp/
フヂイエンジニアリング:https://www.fujiieng.com/
スピニングガレージ:https://spinninggarage.com/

2021年11月16日火曜日

野辺山Day2

 












一年ぶりのシクロクロス参戦となった松本璃奈選手は華麗なシケインサバキで3位獲得!

松本一成選手はさらに増えた出走の中で、うまくローテーションすることができスーパージャンプアップの8位でUCIポイントも獲得!

松本駿選手は、埋もれながらも25位でゴールしました。

たくさんの応援ありがとうございました!!