こんにちは!けんせいです。
今回のレースの結果は、男子エリート(ジュニア、U23含む)23位。
第二戦の舞台となった会場は滋賀県の朽木スキー場は浮き砂利路面の果てしない登坂と土埃舞うストレートダウンヒル区間が印象的なレイアウト。やわたはま国際を終えてからは朽木対策として長い未舗装路での登坂や富士見パノラマリゾートでのDH練習をしてレースコースのレイアウトに合わせたトレーニングをすることでイメージ作りと感覚を切り替えることを意識して取り組んだ。
© adachi takuya
試走では朽木対策のトレーニングのおかげで長い登坂に臆することなく淡々と登れ、ダウンヒル区間も難なく確認できた。要所の確認やレースの想定を午前の試走でおおかた固めて昼食。バイクセッティングを変更して午後の試走をした。少し不安が残る部分があったので午後の試走は長めに行い会場を後にした。
レース当日は朝の琵琶湖湖畔をライド。足がなかなか回ってこない、疲れていることがわかった。会場へと移動して準備を行う。前回のレースから課題として時間の余裕とバイクの空気圧設定ミスがあったので意識して余裕を保ち、セッティングも忘れず行った。
アップを始める時間になり準備をして早速ローラを漕ぐ。日差しの影響なのかブーステント内は暑い。30分ローラーで足を回してから実走のため道路に行きダッシュを何本か行うが明らかに疲れている。
スタート召集エリアに早めに向かい足を揉んで回復を図るが効果はおそらく期待できない。レース前半で足を回して後半で持ち直すしかないだろうと考えた。
スタート位置は2列目。号砲とともにスタートする。前回同様にスタートで1桁台での順位まで上がれたので落ち着いて回そうとするが、回らない。足がしっかり回らないどころか腰が痛い。ペダルに力を入れていくたびに痛む腰に完全に支配される。下りでも痛みが引かない。
© adachi takuya
折れる心と痛む身体を前に進めてくれたのはいろんな人たちの応援だ。応援がなければ自らレースを降りていただろう。なんとか前に進み続けることができレース6周回を完走することができた。
今回のレースで改めて身にしみて感じることができたTEAM SCOTTとそのサポーターの人々の暖かさ。こんな環境で走らせていただけている自分はとても幸せだと感じると共に、その暖かさに応えていく覚悟がより強いものになった。
今できることをして、今までを糧に、次をしっかりと走ります。たくさんの応援、声援本当に本当にありがとうございました。どうぞこれからもよろしくお願い致します。
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