2024年7月9日火曜日

全日本選手権大会

 日本一を決める大会が、地元ホームグラウンドの長野県富士見パノラマで開催されました。昨年度も同会場でしたが、全く違うレイアウトとテクニカルセクションとのバランス。細かいテクニックも必要で、体力面ももちろん試されるレイアウトでした。

気になる天候も、3日前までは雨予報だったのに土曜の夕方のみというエリートに関しては全く影響のない程度の雨でセッテイングも八幡浜、一里野に続き同仕様のドライタイヤを選択となった。

📸:Sumpu Photo

DAY1  XCC(ショートトラック)

こちらは松本一成選手のみ参戦。スタート位置もランキング順で最前列よりスタート。得意のロケットスタートで最前列をキープし第一コーナーで2番手で落車に巻き込まれそうになるも交わして行くと、そのままレースをコントロールできる優位な位置となる。

先頭を誰よりも引っ張り後ろは牽制し前に出れないほど、誰よりも調子がいいのは伺えた。

周回数確定が9周!とアナウンスが流れ、集団コントロールも揺さぶりで前回のレース同様に沢田選手と一騎打ちに見える展開で変わり始た。それでも、依然集団をコントロールする位置でレースが進み見ている方も歓声が誰よりも沸き起こる。


ラスト2周からスパートがかかり、それまで全く先頭に出てこない宮津選手がアタックして出てきて、3人に絞られるもラスト一周の猛烈なアタックに振り切られて、3位。

大いに盛り上がる走りと大舞台の表彰台はチームとしても嬉しい獲得となった!

写真:Sumpu Photo



DAY2  XCO(クロスカントリーオリンピック)

エリートからは松本駿選手が3列目からスタート。スタートは悪くない位置からスタートして20位ほどからの位置をキープ。縦に引き伸ばされたシングルトラックセクションでは速すぎて前の選手のタイヤにあたり、数回止まって足をついてしまうシーンが多く、リズムに苦戦しながらも走り慣れたホームでは抜群に優位である事が伺える。

中盤になると30番以内で進み、ペースも順調に進む。5分後のU23の選手来るので開けてやろうとすると後ろにいた選手が抜いてくるとか、逆に抜いてった選手が落車するなどありでロックンロールセクションでシーラントが噴き出てストップ。そんな事をしていたために10人ほどに抜けれてしまい、5周目手前でタイムアウトの32位。

セッテイングも自分の調子に合わせていけていただけに、悔しいトラブル。

手応えを感じていただけに悔しい結果となった。

📸:Mitsuo Takano


U23では、松本一成選手が出走。エリートから5分後スタートで前カテゴリーがスタートループを走り終えた頃にスタート。ロケットスタートで先頭をリードする。5分前のハンディーキャップ!は、走るレベルが違うので消耗させられるが、ライバルも置かれた条件は同じだからやるだけ。

中盤までは先頭だったが、副島選手と高橋選手が数回先頭になる事で走るリズムが違うことでスピードに乗せる事が出来ずに惑わされてゆく。二人の走りに次第について行く事が出来ず、集中力が奪われてしまった。

最後は気力で走りU23で最終完走者でゴール。空回りしてしまった全日本だが、後半戦はチャンスがあれば参戦してCJ優勝をしたいところである。

📸:Sumpu Photo


会場では大いに盛り上げられ、場内アナウンスも何度も注目されたチームライドマシュンでした。

今度こそ頂点へ!応援ありがとうございました!