2020年3月2日月曜日

アジア選手権大会2020

こんにちはマシュンです。うっかり報告が遅くなり、だいぶ経過してしまいましたが僕の方もギリシャ遠征やら私用が重なり、やっと少しの隙間ができてきました。さて、オリンピックイヤーという事で今年は2月に異例の開催となったアジア選手権ですが、タイの国内選手権が前の週に開催と言うことで自国のタイの選手はかなり有利になったようです。日本では暖冬と言えどもマイナスの気温が続き、現地は27度以上と湿度は低いもののここから考えると30度もの気温差です。
松本一成選手は、ジュニアクラスに出走。スピードスケートシーズン真っ只中でしたので、前の週は北海道でインターハイ2位獲得から帰宅して2日後に出国。自転車の練習こそ全くできない状況下でした。

まずはチームリレー。個人にはUCIポイント加算こそありませんが、国別ランキングを上げるポイントには加算されます。オリンピックの代表枠を確保するという意味では確実に意味があるレースとなります。松本一成選手は3走で、アンカーであり日本のエース山本選手に差を詰め寄って走らなくてなりませんでした。3位からのバトンタッチでエリートを走る、カザフスタンの選手との対決となりました。同時出走から始まって、行く手にはイランとタイの女子選手。うまく交わすことの難しいセクションで追いつくことになりましたが、そこは相手も同じ。なんとかパスして優勝争いになりましたが、カザフの選手が焦るがあまりに転倒。進路を塞ぐ形になりましたが、右乗りができなく回りこむ隙きを突いて、素早く乗り込み空かさずダッシュ。20秒近くリードして進んでいきました。流石にエリートですから少しずつまたリードは縮まります。最後のジャンプポイントまでは再び並んで抜かされそうになるもブロック。余裕のジャンプで並走から抜かされて交代でしたが、ミッションは既に完了。アンカーに託し、金メダル獲得に貢献することができました。翌日にはジュニアクラスが早々に出走。U23の選手が先に先行してレースが始まっていたので、最後尾を走る選手に数回の足止めに。無駄にリードするよりも前半は様子を見ることで3人グループに絞られる形で走っていました。後半には韓国の選手を篩いにかけると少しづつ離れることを確認。冷静にレースをコントロールして、15秒から17秒のリードで無事に2連覇を果たすことができました。今シーズンは更に拍車をかけて、昨年度の経験で得た世界選手権を勝ちに行く意気込みで走るそうです。引き続き応援よろしくおねがいします。

また、松本璃奈選手はU23出走ではなく、エリートに挑戦しました。オリンピックポイントも関わるレースでしたが、体調が振るわずに大きく順位を落としてしまい10位という結果に。しかし、これが火種となり、翌週よりギリシャ遠征へ。XCレース2つと4日間のステージレースを終えて40ポイント獲得して、落としてしまった補填を2ポイントまで近づけることが出来ました



来週にはアメリカ遠征でハイクラスというレベルの高いレースに挑戦します。
それでは、引き続き応援宜しくお願いします!!