ここで、ざっくりとMTBとCXの違いについて説明を。シクロクロスとマウンテンバイクは同じオフロードでも、色々違っています。まずは機材でタイヤの太さ・ハンドルのスタイル・サスペンションの有無・バイクの重量。レースには、マウンテンバイクならコース幅が狭く岩がありジャンプがありと競技時間も1時間半から1時間45分。フィード(ピットエリア)ではドリンクと車輪などの部品機材交換ができるが、基本的にバイク交換ができない。
一方のシクロクロスでは、シケインありの担ぎと初めの2周で周回数が決まり、競技時間は男子で60分女子40分。ピットではバイク交換がある。ピットクルーも意地になってどれだけ選手をスムーズに送り出すか??ってことがあるので、会場では一体感があります。ドリンクが欲しい場合はバイクに取り付けたままならOKなので、バイクごと渡す感じになる。
とまーざっくりとですが、詳しくは競技ルールブックやググってみてください。
さて、そんな開幕戦トップバッターは松本璃奈選手。日本チャンピオンジャージとゼッケンは1。今回はテストレースとして、徐々に上げてゆく感じです。C2と同時混走で、女子が前で男子が後ろと並びます。
スタート後は3位から始まり、周囲の状況を見ながら走行。
ピットでギアチェンジ!交換。
ローター緩み!交換。
と、連続して入ってきましたが、その後の2周は集中して30秒ほどペースは上がり、2位に上がり追い込んで走ることができた様子。全日本CX選手権まで仕上げていきますので、応援お願いします。
そして、僕。松本駿は、最前列にも関わらず埋もれて行く形で9位から始まり。泥しぶきと転倒するライダーや、走行ラインも様々あって霧も手伝って視界は見えづらい過酷な状況。2周目には、泥に苦戦するライダーをパスして4位まで浮上!