2020年10月14日水曜日

信州シクロクロス白樺湖

 

©️Miki Oumori
チームスコットのマシュンです。マウンテンバイクシーズンがまだシーズン終わらずにいますが、シクロクロスシーズンが開幕となりました。

ここで、ざっくりとMTBとCXの違いについて説明を。シクロクロスとマウンテンバイクは同じオフロードでも、色々違っています。まずは機材でタイヤの太さ・ハンドルのスタイル・サスペンションの有無・バイクの重量。レースには、マウンテンバイクならコース幅が狭く岩がありジャンプがありと競技時間も1時間半から1時間45分。フィード(ピットエリア)ではドリンクと車輪などの部品機材交換ができるが、基本的にバイク交換ができない。

一方のシクロクロスでは、シケインありの担ぎと初めの2周で周回数が決まり、競技時間は男子で60分女子40分。ピットではバイク交換がある。ピットクルーも意地になってどれだけ選手をスムーズに送り出すか??ってことがあるので、会場では一体感があります。ドリンクが欲しい場合はバイクに取り付けたままならOKなので、バイクごと渡す感じになる。

とまーざっくりとですが、詳しくは競技ルールブックやググってみてください。



さて、そんな開幕戦トップバッターは松本璃奈選手。日本チャンピオンジャージとゼッケンは1。今回はテストレースとして、徐々に上げてゆく感じです。C2と同時混走で、女子が前で男子が後ろと並びます。


スタート後は3位から始まり、周囲の状況を見ながら走行。

ピットでギアチェンジ!交換。

ローター緩み!交換。

と、連続して入ってきましたが、その後の2周は集中して30秒ほどペースは上がり、2位に上がり追い込んで走ることができた様子。全日本CX選手権まで仕上げていきますので、応援お願いします。


       ©︎Miki Oumori

そして、僕。松本駿は、最前列にも関わらず埋もれて行く形で9位から始まり。泥しぶきと転倒するライダーや、走行ラインも様々あって霧も手伝って視界は見えづらい過酷な状況。2周目には、泥に苦戦するライダーをパスして4位まで浮上!



©︎Miki Oumori

調子が上がる一方で、持病の古傷で手が痺れてきてブレーキコントロールが効かせづらいが、まーかけなきゃ良いので極力手をハンドルから離さないようにするだけで精一杯。山本幸平始め、小坂選手、丸山選手、兼子選手と例年ではこの選手に続くので、自分でもびっくりの3位でした。前半は他の選手がペースを早く刻んでいましたが、泥と高地という利点と得意コースである利点からラスト2周までには5位。淡々と刻むラップタイムでラスト3周回までに3位。前後の選手はパンクだったり、変速トラブルだったりと前後入れ替わりがあり面白くなる状況。最終的には2位の選手に迫る勢いで15秒から20秒を縮められずにゴールすることができました。




最後は松本一成ですが、群馬サイクルスポーツセンターで行われたJBCFジュニアユースチャンピオンシップというロードレースに参戦。前回のリベンジで強かった選手をマークしながら先頭集団で形成。今回はMTBレースでは馴染みの中島選手(写真中央)と一緒に展開し、オーバーペースで2周でドロップダウン。集団で再びチャンスを伺い3周を休憩周に。2名で再び3周を第2集団で2周回って足が攣ってしまい、ラスト一周を残し終了しました。いい経験となりました。


今週末の10月18日は松本璃奈選手と平林安里選手は、富士見パノラマで開催のENSへエントリー。松本一成選手はスピードスケートで距離別選手権に出場です。
来週末の10月25日は、松本璃奈選手と松本駿選手がJCX小貝川へ参戦します。
応援よろしくお願いします!