2019年7月2日火曜日

CJーU富士見大会参戦

こんばんはマシュンです。
昨日はCJ国際富士見大会でした。国際ということだけあり、国際大会のポイントが付く大会ですので国際舞台を目指す選手にとっては重要な大会となります。


エリート男子からは僕、松本駿が出場しました。スタートコールは、16番目。2列目の配置ですが、左側を陣取りました。ただし、UCIポイントを持っているだけでいいポジションからスタートする選手もいるので嫌な予感がその後に的中するとは・・・。
©︎Hideyuki Suzuki

まさかのパチンコ玉のように弾かれ、流れる集団から場外へ。ハンドルこそ曲がっていないけど、メーターの台座が折れてメーターをポケットに。サスリモートの解除レバーが折れてロック状態はワイヤーを張る状態に。大臀筋を強打していて、走り出しにも力が入りづらい状態でかろうじて走り出す状態でした。
©︎Hideyuki Suzuki


最後尾からスタートも1周目を過ぎれば、直ぐに20位までジャンプアップ。登りや下りでのバームも力任せで走る選手多すぎるので、止まって見えるほどに進み、ど根性ロックではエスケープの逃げ道確保が出来ておらずに、徒歩で進むしか無いルートになっているので縫うようにしか行けずに運任せで通過。

ラストには、10位ギリギリのチャンスが訪れていましたが、チェーンジャムを繰り返してペースダウンで15位フィニッシュとなりました。


©︎Hideyuki Suzuki


続く松本一成選手は、2分差スタート。最後尾が森に侵入する手前ころに、号砲とともに一気にトップを切って周回を重ねていた。3周目には木が巻き込むようになり、一度ストップ。再度走り出すも、今度はチェーン切れという試練がやってきてしまいました。

ピットで修復を試みるも、準備不足のためにかなりの時間をかけてしまいスタート。この時点で4位まで後退してしまい、トップとは2分もの差が空いてしまいました。まさかの表彰圏外がふるい落とされ、ラップタイムを再びトップの速さで周回し挽回を図りました。

結果は2位という結果になってしまいましたが、原因を解明して3週間後の全日本選手権に向けて修正していきたいと思います。





最後に松本璃奈選手は、スイス留学中ですがスイスのナショナルシリーズ、ワールドカップを挑戦、奮闘中です。昨日はスイスカップで、1周あたり10分のループ。3人グループで周回を重ねていると、ラスト1周で80%ルールで終了
悔しい結果となりましたが、内容的にはとても積極的に走る展開ができる量になってきました。来週はワールドカップで、日本へ一時帰国となります。


全日本へ向けてチームも一丸となり、頑張っていきますので応援よろしくお願いいたします。

WCC合宿6月レースレポート(松本璃奈)

6月に行われたレースのレポートです。

3週間連続レースだったので、収穫が多かったです。

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日時:2019/6/16
大会名:#5 Proffix Swiss Bike Cup
開催地:Leukerbad/Switzerland 


機材
バイク:SCOTT/スケールRC900
メインコンポーネント:シマノ/XTR
ホイール:DTSWISS
ハンドル・ステム・シートポスト:タイオガ
サドル:エルゴン/SMR3 PRO
グリップ:エルゴン
サスペンション:FOX RANCING SHOX/(F)32ステップキャストファクトリー29/100mmブースト (65psl)コンプレッション-8
タイヤ:MAXXIS/F:ビーバー、R:アイコン
ヘルメット:OGK KABUTO/FLAIR
シューズ:SCOTT


結果
Women Elite:16


UCIセンターから2時間。山道を登り標高1400メートルの山の上の会場だったので日帰り。前日の試走では、スタート早々約2キロの登り。下りはあまりテクニカルではなかったが根っこが多かった。
レース当日。
ゼッケンが後ろの方だから5列目スタート。
登りスタートで前にブロックされてなかなか前に出ることができなかったが、パスしてからは10番前後まで上がった。トップが見えていたけど、いい感じのペースで第2の集団がいたのでついていった。
2キロを登りきり下りセクション。しかし、昨日とは違い濡れていて木の根っこで何回もバランスを崩した。登りで詰めた差が開いた。
2周目、またの差を縮めたが下りでミスの連発。345周目は単独になってしまい、少し前に見える選手を追う形となった。
後半になるにつれて疲れが出てラップが一気に落ちた。
16位でゴール。UCIポイント獲得。

久しぶりの晴れレースで体調がついていかず、少し脱水気味だった。登りがきつく初めて腰が痛くなった。
次のレースまで1週間なかったので、体調を整え同じことを繰り返さないようにしたい。

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日時:2019/6/22
大会名:INTERNAZIONALI D'ITALIA SERIES #5 + UCI JUNIOR SERIES XCO
開催地:La Thuile/Italy


機材
バイク:SCOTT/スケールRC900
メインコンポーネント:シマノ/XTR
ホイール:DTSWISS
ハンドル・ステム・シートポスト:タイオガ
サドル:エルゴン/SMR3 PRO 
グリップ:エルゴン
サスペンション:FOX RANCING SHOX/(F)32ステップキャストファクトリー29/100mmブースト (65psl)コンプレッション-8
タイヤ:MAXXIS/F:ビーバー、R:アイコン
ヘルメット:OGK KABUTO/FLAIR
シューズ:SCOTT


結果
Women Elite:13


UCIセンターから2時間。途中モンブラン山脈の下のトンネルを通過した。標高1400メートルでスキー場で開催。コースはテクニカルコースだったので念入りにチェックした。ホテルは会場から歩いて5分のところにあり、4つ星ホテルだった。夕食は本場のボロネーゼを食べた。一皿がひとつかみの量だったので、流石に足りなくてみんなでおかわりした。

レース当日。
プレッシャーと不安が押しかかり、朝食を食べたいけど気持ち悪さが襲ってきて辛かった。アップ前に、その2つが爆発してしまいコーチに八つ当たりしてしまった。アップをしながら、頭を冷やして冷静になりレース前にコーチのところに行き謝った。コーチはそれをわかっていたのか、「楽しんできな。パックマンみたいに走ればいいよ」と言ってくれたので、自身につながり集中してレースに挑めた。

スタートは4列目。スタートループプラス4周。いつもより抑えてスタートし、最初の林道の登りでどんどん追い越す。
パックマンゲームみたいに一人ずつ捕まえて行く。大岩のラダーからの60センチのドロップオフ。
試走の時に何回もトライしようとしたが行けず、大岩はAラインドロップオフはBラインで行った。
シングルトラックを登り、ABCとラインが分かれている。
Aラインがドロップオフっぽい感じでBラインが3つの中くらいの岩を一直線でいけるが、右の岩にハンドルが引っかかりやすい、Cラインは簡単。
Bラインで行ったがハンドルが引っかかってロスをした。
ここはAラインでいけた。
フィールドゾーンを通過し、シングルのアップダウン。
途中全く岩が多く登れない区間があり、そこは押して走る。
平地の林道を行き下る。
最初はいけるがコーナーのところが難しくマットにハンドルが引っかかりやすい。
ここもAラインで行くことができた。
木のバンクからのシングルの登り返し。
林道の登り、ロックガーデン。
ラインをミスしやすいので、試走で何回も練習した。
フィールドゾーンを通過し、スタートループ終了。
2周目は、平坦の芝生から登り。
パンプコースを下り、林道を登り大岩ラダーへ。
また一人捕まえた。
ジュニアのトップに抜かされる。
ドロップでけが人が出たのかBラインしか行けなくなっていた。
後半にジュニアの2番手に抜かされる。
3周目の芝生の登りで前の選手と差が一気に縮まる。
林道の登りで抜かし前の選手を追う。
この周から単独となった。
中盤でジュニアの3番手に抜かされる。
4周目の中盤でジュニアの4番手に抜かされる。
後半で5番手に抜かされる。
5周目の前半で後ろから来た選手に抜かされたが、ついていきパックで走行。
後半は足が残っていなくて離されてしまったが13位でゴールした。

毎回行けないラインがあると思い出してしまう言葉があって、たまたま今回はレース前にもその言葉が頭から離れず爆発してしまった。また、ドロップオフがいけなかった。なんども挑戦しなきゃと行動はするが、いざ目の前にするといくことができない。これじゃあ、世界戦の時と変わってないじゃないか。

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日時:2019/6/30
大会名:#6 Proffix Swiss Bike Cup
開催地:Andermatt/zSwitzerland 


機材
バイク:SCOTT/スケールRC900
メインコンポーネント:シマノ/XTR
ホイール:DTSWISS
ハンドル・ステム・シートポスト:タイオガ
サドル:エルゴン/SMR3 PRO 
グリップ:エルゴン
サスペンション:FOX RANCING SHOX/(F)32ステップキャストファクトリー29/100mmブースト (65psl)コンプレッション-8
タイヤ:MAXXIS/FR:リーコンレース
ヘルメット:OGK KABUTO/FLAIR
シューズ:SCOTT

結果
Women Elite 12−1lap


UCIセンターから車で3時間。山の上の会場で標高1500メートル。最近のスイスは異常気象で38度越えが当たり前。標高が上がったので涼しいが、暑さとの戦いになりそうだ。

レース当日。
スタートは5列目の右側。スタート早々右カーブからのアスファルトと砂利の登り。スタートはゆっくり行き、徐々に前を捉えていく。
一旦フラットになりロックセクション。
芝生のかなりの斜度の登り。
一旦降り、スイッチバックが連続している登りへ。最初スイッチバックでミスする人が多く何回も詰まった。
芝の降りからの木のラダーの登り返し。下りで助走をつけ一気に駆け上った。
石の角材をジャンプし、第1フィードゾーン。パンプセクションからの砂利の登り返し。
芝生のコーナーが連続する下りを下り、第2フィードゾーン。
砂利と芝生の登りを登り、下りながら川を渡る。川の後が泥になっていてタイヤがとられやすかった。
キャンバーのコーナーが連続。丸太越え3回。
砂利のフラットからの第3フィードゾーン。
アスファルトを登り、ラダーブリッジで一周。
絶対に一人で走ったら辛いコースだったので、全周回パックで走った。一周ごとに12人抜き順位をどんどん上げてった。
6周目の後半に、先頭のバイクが見えやばいと思ってスプリントをかけてスピードを上げたが、80%で切られてしまった。
結果は12位。

今回は、ラップがキープできていたのでそこそこいいところまで上がれるんじゃないかと思っていましたが、まさかの足切りでだった。もう少しはやく上げていればと後悔。本当に悔しかった。次のレースは2週間後のワールドカップ。成長した走りができるよう頑張ります。
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応援サポートありがとうございました。

TEAM SCOTT Rina Matsumoto 

3週間連続レースだったので、良かったところや課題を多く見つけることができました。