2018年12月18日火曜日

宇都宮シクロクロス 2day レースレポート (松本璃奈)

日時:2018/12/15
大会名:宇都宮シクロクロス ろまんちっく村 day1
開催地:栃木県宇都宮市

機材
バイク:SCOTT/ADDICT CX 20 DISC
メインコンポーネント:シマノ/XTR
ハンドル・ステム・シートポスト:タイオガ
サドル:エルゴン/SMR3 PRO 
ホイール:DT SWISS/PRC 1400 SPLINE スプライン
タイヤ:IRC/ TUBELESS
ヘルメット:SCOTT/CENTRIC PLUS
バイクジャージ:ウェブワン/SCOTT デザイン
グローブ:SCOTT

結果
Women Elite:1位

今回のコースは前半に斜度がきつい上りが二箇所、マウンテンチックなスラロームセクションがあり、後半にはキャンバーが続くコースレイアウトでした。

アップ開始。ローラーで軽く足を回しコースの試走をした。試走した感じだと、「おっ!これまた行けるじゃないか?!」と思った。
スタートは1列目。行き過ぎないようセーブしてスタートを切る。
Photo by Ayanoさん
トップの今井選手が勢いよくスタートをし、少し離されたがここは冷静に前を追う。
Photo by Ayanoさん
オーリス砂セクションでトップがミスをしたので一気に指しトップに立つ。
次にくる斜度がきつい3段階の上りで全乗りをし、更に得意なマウンテンコースでを広げた。
Photo by Ayanoさん
そこから徐々に自分のペースに切り替えレースを進めていった。気を抜くとミスをしやすいレイアウトだったので、冷静に走ることを意識しました。
Photo by Sakaiさん
2周目に入ると、すれ違う際に相手が見えるのである程度の位置を確認する。
Photo by Sakaiさん
3、4周目はさっき確認した位置と比較し離れているかや遅くなってないかなどラップタイムとにらめっこした。三段階の上りでは一番つらいところに観客がいるので盛り上げようと辛くても全乗りをした。
Photo by Sakaiさん
一箇所助走を付けると気持ち良く飛べるところがあり、華麗にジャンプをしポーズをきめ歓声が上がる。
Photo by Odaさん
また、周回を重ねるごとに乗れなかった部分が乗れるようになり更に差を広げた。
Photo by Sakaiさん
カーベルの音にまざって最終周の鐘がなったので、ギリギリまでラスト1周だと気づかずそのままゴールした。
Photo by Sakaiさん

前回の全日本は若さで勝てたんじゃないかなど言われたので、今回の実力を見てもらい皆に納得してもらえるレースにしたいと言う気持ちが強く後半にかけてねばり強い走りができました。このあとのリカバリーで次の日がだいぶ違うのでストレッチ等を行いました。


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日時:2018/12/16
大会名:JCXシリーズ第9戦 宇都宮シクロクロス ろまんちっく村 Day2
開催地:栃木県宇都宮市

機材
バイク:SCOTT/ADDICT CX 20 DISC
メインコンポーネント:シマノ/XTR
ハンドル・ステム・シートポスト:タイオガ
サドル:エルゴン/SMR3 PRO 
ホイール:DT SWISS/PRC 1400 SPLINE スプライン
タイヤ:IRC/ TUBELESS
ヘルメット:SCOTT/CENTRIC PLUS
バイクジャージ:ウェブワン/SCOTT デザイン
グローブ:SCOTT

結果
Women Elite:1位

前日優勝したのが自身になり、今回のレースもいい感じに走れそうだと思いました。
また、昨日とコンディションが違いシングルが滑りやすくなっていました。

昨日と同じ感じにアップをし、スタートラインに並ぶ。
Photo by Sakaiさん
ホールショットを奪われ、3段階の上りまでは2番手で走った。
Photo by Inoueさん
しかし、この上りで巻き返しトップにたち得意なセクションで差を広げていった。
Photo by Sakaiさん
今回はストレートにシケインがあったので、テンポが崩れそうになったときもあったがなんとかクリアできた。
昨日と同じく単独走行になってしまったで、自分を追い込むことにした。
Photo by Sakaiさん
昨日とここのセクションのコンディションが全く違い、毎周回違うラインを試したがのれなかった。
Photo by Itoさん
ほんと、このとき伊東さんが横にいるのが見えてたんだけど見事にコケてしまったタイミングでシャッターを切られてしまった(笑)
Photo by Sakaiさん
Photo by Sakaiさん
Ninoポーズでゴール!一番ゴールでかっこいいかな?あこがれポーズ。

今回はとにかく周回を重ねるごとにラップを落とさないこと乗れないところを乗れるようにすることが目標でした。滑るところがあり全乗りはできませんでしたが、去年の世界戦のコースに似ているキャンバーだったので凄く練習になりました。

Photo by Inoueさん
とても貴重な写真を撮ってもらいました!


今回もサポート、応援ありがとうございました。

あとがきを書きたいところですが、眠いので今回はパスします。ごめんなさい。

TEAM SCOTT 松本璃奈

2018年12月17日月曜日

2Day's 宇都宮CX

©FABtroni+camera 

 こんにちはマシュンです。11月から毎週のように続いたシクロクロスレースも、全日本選手権で終了予定でしたが、UCIポイントを獲得するために2日間の宇都宮シクロクロスへと2018年最後のレース参戦をしてきました。ロードレースではお馴染みのジャパンカップを開催するほどですから、この大会も盛り上がりを申し分ない位置づけの大会です。コースレイアウトは、アスファルトのスタートから始まり、メイングラウンドを2回走行して、その中に立体交差、ピットエリア、シケイン、サンド(砂)セクションとグラウンドにいるだけでも見応えのあるルート。少し足を伸ばせばマウンテンバイクらしいバンクのコーナーや激坂登りや土手を2度も通過するし、平坦路が間に3箇所。ジャンプエリアや土手の折り返しなどを見ることもできるので、選手が走るだけではなく見る側の観客も楽しむことができ、駐車場も見る人は遠い駐車場ながらシャトルバスが出てたり、会場のフードコートも充実していることで賑わいを感じることができる大会です。

<DAY1>
風は冷たいけれど、天気も良くてコースはさらに誇りを巻き上げるほどのコンディションへと変化し、タイヤはドライ用のシラクエッジにしてのスタートを迎えた。



©FABtroni+camera

トップバッターは女子エリートに松本璃奈選手が出走。
現在マキノから連勝中であるとおり、トップコンディションをキープしていますが試走でも走るラインを念入りにチェックしてスタートに備える。スタートこそ控えめに走り、ホールショットを決めた今井選手を抜き去るとそのまま独走で走り出しました。3段の土手の激坂登坂も女性で唯一登り、そのまま独走で優勝。連勝記録を作り出します。
©FABtroni+camera
©FABtroni+camera





©FABtroni+camera

続く、僕。松本駿は、男子エリートで出走。現フランスチャンピオンのシャネル選手、U23で世界選手権2位を取ったことのあるスペインのフィリッポ選手、オーストラリアからと海外招待選手も顔を連ねる中でのレースでした。2列目から一気に加速するとスタートループは20位通過。
 ©FABtroni+camera


©FABtroni+camera


3段の土手の激坂登坂やV字土手登りを混戦で押し合いながら進むと、次第にばらけ始めて最終的に14位まで上がると最終完走者でゴールすることができました。


<DAY2>
初日に比較すると、かなりの冷え込みで霜が降りたことでコースも一変。芝生が剥がされたコースはさらに霜が溶けて泥と変化。同じコースでも今日は泥のコースへと変わっていた。太陽の日差しもなく、コースは乾くことなくそのままレース時間に。

引き続き女子エリートからは松本璃奈が出走。1周目のサンドセクションのみ失速の埋め合わせとV字の土手登りを押しに切り替えて後続とのタイム稼ぎに成功すると、ジャンプセクションをマウンテンバイクのように飛ぶことを楽しみながら引き続き優勝です!
©FABtroni+camera

©masakazu abe
©Kazutaka Inoe

©Kazutaka Inoe


そして、エリート男子に松本駿が出走。シングルリザルトを刻むべく念入りなアップを過ごし、3列目スタートながら前半は15位前後でレースを走行。ラスト5周より3人グループを前で追いかける形から、その先頭も順位が入れ替わりながらも12位に。と同時に先頭はかなりのハイスピードであったために80%タイムもギリギリな展開に。ラスト2周から80%でカットされる選手が多く・・・惜しくも3秒!足りずにレースは11位でゴールとなりました。

©kazutaka Inoue


当日現地での応援ありがとうございました。今年のレースはこれで終了となります。白熱した2日間が終了し、沢山のギャラリーの声援の中で走る事ができました。2日間のシリーズ表彰もあり、フィリッポ選手との2ショットも決める事とができました。

©FABtroni+camera



松本璃奈レースリポート:http://teamscottjapan.blogspot.com/2018/12/day.html

関連サイト,、ニュース


大会ダイジェストムービー

                     DAY2  松本璃奈が前日に続き独走

2018年12月14日金曜日

チャンピオンジャージ制作

©FABtoroni+camera
こんにちは、マシュンです。レースウィークがまだまだ続きますが、明日より宇都宮が開催となります。UCIレースということで男子エリートは海外招待選手も含めて豪華な顔ぶれ。そして、エリート女子は国内選手のみですが、応援よろしくおねがいします。

宇都宮シクロクロスHP:https://utsunomiya-cyclocross.com/2018/



さて、チャンピオン誕生から5日目。水面下でデザインが上がり、ウエイブワン様にチャンピオンジャージを制作していただいております。出来上がりは流石にまだ先ですので、今週末にはお披露目となりませんが早急に取り掛かっていただいております。このチャンピオンジャージも細かいロゴ規定があって、JCF本部に確認いただき認証が必要ですので作っておく事ができないのが難点ですが、4回の打診でなんとか通過した案なのでした。


ともかく、これでスコットに2着目のチャンピオンジャージが登場です!来月の中旬が予定らしいので、楽しみにしててくださいね!



2018年12月11日火曜日

全日本レースレポート (松本璃奈)

日時:2018/12/09
大会名:第24回シクロクロス全日本選手権大会
開催地:滋賀県マキノ高原

機材
バイク:SCOTT/ADDICT CX 20 DISC
メインコンポーネント:シマノ/XTR
ハンドル・ステム・シートポスト:タイオガ
サドル:エルゴン/SMR3 PRO 
ホイール:DT SWISS/PRC 1400 SPLINE スプライン
タイヤ:IRC/ TUBELESS
ヘルメット:SCOTT/CENTRIC PLUS
バイクジャージ:ウェブワン/SCOTT デザイン
グローブ:SCOTT/RC TEAM LF

結果
Women Elite:1位

全日本の週にはいるとなぜか雨が続き、外練がなかなか出来ずローラーで調整しました。
レース前後も雨予報がでていて天気が心配でした。金曜日にタイヤをシラクに変えました。コースは前回とほとんど変わらなかったのですが、雨がぱらついていたので路面が濡れていました。試走する時に、前回のラップタイムと比べて走りました。
地元の人によると「明日は雪が降るかもね」と言われ当日の天気がますます心配になりました。

レース当日。朝起きると外が真っ白。まさかとは思っていたが、地元の人達の予想が当ってしまった。SENL号がスタッドレスで無かったのでバタバタ。会場まではそんなに離れていない宿だったのが、唯一の救いでしたがいざ会場着くと15センチぐらい積もっていました。自分たちの車もスリップして押す場面がちょこちょこありましたが、会場は押す場面がたくさんあり朝から筋トレをしました。宿に一旦戻り朝ごはんを食べ再び会場に向かいました。

ジュニアレースとUCI23レースを観戦し、乗れるところと乗れないところを確認しました。レース前に試走できる場面があったので最終確認をし、固定ローラーと3本ローラーでアップをしました。

今回のゼッケンは、6番と一桁で一列目にスタンバイ。雪が降り続いている中、ギリギリまで除雪作業が行われた。
Photo by Sakaiさん
スタートからトップにたつ。しかしすぐに雪の中、乗っても進まないので降りて走る。
Photo by Sakaiさん
少し後ろと差ができたが、後ろの選手が乗って来たので乗ろうとしたところで接触。少しペダルが引っかかったがすぐに取れたので押して走る。2番手で走っていたが、進まないところは押す作戦でまたトップに出る。そこからどんどん後ろを突き放す。
Photo by BOSS.Takagiさん
1周目だったので様子見で走りましたが、2周目に入った時には後ろと30秒ぐらい離しました。
Photo by Sakaiさん
単独になりましたが、降りるところ乗るところを冷静に見抜く。
Photo by BOSS.Takagiさん
弟と小島さんにアドバイスをもらう。
Photo by BOSS.Takagiさん
後半になるにつれてこの階段が凄く辛くなる。そしてラスト1周。もう後ろは見えて無いので、前の選手を追うことにした。
Photo by BOSS.Takagiさん
最後のシケインは足が上がらずつまずきそうになった。
Photo by BOSS.Takagiさん
最後のスプリント。弟が手を出していたけど届かなかった…。
Photo by Sakaiさん
後ろと2分離してゴールしました。

今回は初の全日本チャンピオンに輝く事ができました。レースが過酷過ぎて途中これなんのレースだ?と疑問に思う場面もありましたが、みなさんの応援・サポートのおかげで最後まで楽しく走ることができました。また、これを機会に海外でも戦える自身にも繋がりました。
Photo by BOSS.Takagiさん

Photo by Sakaiさん
毎回サポートしてくださる第2のパパ小島さん。

Photo by Sakaiさん
コーチ&監督をしてくれるお父さん。

Photo by Sakaiさん
いつもサポートしてくださるSNELチームの皆さん!
本当に感謝しかないです。ありがとうございました。

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最近新聞の取材やテレビの取材、優勝インタビューなどたくさん!
今一番困っている。なぜなら、インタビューが凄く苦手ですぐ終わらせちゃう癖があるのと、自分がいていることがよくわからなくなってしまうことだ。それと、親がもっと女の子らしく発言しなさいといわれる。そんな事言われても無理ー!ってか、そういう自分を想像しただけでゾッとするんだけど(笑)ってことで、いつも通りに喋ります!
ま、これはいいんだよ。問題はインタビューの受け答えだよ。もー、どうしよう。練習することではないからなれていくしかないのかな?誰かたすけて〜S.O.S!

そう言えば、気づけば登校日数30日。免許講習まで1ヶ月きったー(汗)
色々やばし。学校は大丈夫走だけど、免許講習だよ。親がとばす人だから自分もとばしそう(笑)もしかしたら、いきなり事故るかもね(汗)そろそろ本気で免許勉強しようかな。ってことで、色々頑張ります1




TEAM SCOTT 松本璃奈


2018年12月10日月曜日

全日本チャンピオン獲得!

Photo by BOSS Y.Takagi

全日本選手権が終了いたしました。

シクロクロスの日本一決定戦は、前日から一転の銀世界。チーム・スコットからは2名出走。

トップバッターは松本璃奈選手が女子エリート出走です。周囲の予想も候補者として3名の中に入り、念入りな試走も順調に。外でアップすることが困難なので、3本ローラーと固定の両方を使ってアップ。合間にはランニングも入れて入念にしていました。


スタートから積極的に冷静に展開し、30秒のリードで3周レースを2位の今井選手に2分リードして圧勝する事ができました。途中激励も一部の卑劣な監督からは罵声もあったそうですが、それを跳ね除ける気持ちが彼女に更に火ををつけたようです。


これをステップに海外への挑戦が始まります。次の週末は宇都宮へとUCIポイントの獲得と世界選手権を見据えたスタート順位の為に参戦です。





Photo by BOSS Y.Takagi
サンスポドットコムさんより
サイクリスト:https://cyclist.sanspo.com/442370
シクロワイヤード:https://www.cyclowired.jp/news/node/284387
長野県の自転車総合サイト:http://cyclingnagano.com/alljapancx2018-matsumoto/
スポエンサイクル:https://cycle.spoen.jp/news/38634


Photo by BOSS Y.Takagi

そして、男子エリートからは僕、松本駿が出走しました。試走は前日のみで変な感触を触れたくないために当日はローラーのみでアップ。コース状況は泥つまりとグリップ優先で、タイヤをMUDに。得意の悪天候な雪路面に期待を胸にスタートは2列めよりスタート。

ペダルにハマらず苦戦しながらも、ランと乗る事を繰り返してあくまでもスピード最優先に。15位から中盤から一桁に追い上げて9位に。シングルリザルトを刻んだ。

シクロワイヤード:https://www.cyclowired.jp/news/node/284386

Photo by BOSS Y.Takagi
Photo by BOSS Y.Takagi

チーム・スコットへの沢山の応援に励まされ走る事ができました。また、現地でおあいしましょう。翌週の宇都宮へと参戦します。