2018年12月17日月曜日

2Day's 宇都宮CX

©FABtroni+camera 

 こんにちはマシュンです。11月から毎週のように続いたシクロクロスレースも、全日本選手権で終了予定でしたが、UCIポイントを獲得するために2日間の宇都宮シクロクロスへと2018年最後のレース参戦をしてきました。ロードレースではお馴染みのジャパンカップを開催するほどですから、この大会も盛り上がりを申し分ない位置づけの大会です。コースレイアウトは、アスファルトのスタートから始まり、メイングラウンドを2回走行して、その中に立体交差、ピットエリア、シケイン、サンド(砂)セクションとグラウンドにいるだけでも見応えのあるルート。少し足を伸ばせばマウンテンバイクらしいバンクのコーナーや激坂登りや土手を2度も通過するし、平坦路が間に3箇所。ジャンプエリアや土手の折り返しなどを見ることもできるので、選手が走るだけではなく見る側の観客も楽しむことができ、駐車場も見る人は遠い駐車場ながらシャトルバスが出てたり、会場のフードコートも充実していることで賑わいを感じることができる大会です。

<DAY1>
風は冷たいけれど、天気も良くてコースはさらに誇りを巻き上げるほどのコンディションへと変化し、タイヤはドライ用のシラクエッジにしてのスタートを迎えた。



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トップバッターは女子エリートに松本璃奈選手が出走。
現在マキノから連勝中であるとおり、トップコンディションをキープしていますが試走でも走るラインを念入りにチェックしてスタートに備える。スタートこそ控えめに走り、ホールショットを決めた今井選手を抜き去るとそのまま独走で走り出しました。3段の土手の激坂登坂も女性で唯一登り、そのまま独走で優勝。連勝記録を作り出します。
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続く、僕。松本駿は、男子エリートで出走。現フランスチャンピオンのシャネル選手、U23で世界選手権2位を取ったことのあるスペインのフィリッポ選手、オーストラリアからと海外招待選手も顔を連ねる中でのレースでした。2列目から一気に加速するとスタートループは20位通過。
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3段の土手の激坂登坂やV字土手登りを混戦で押し合いながら進むと、次第にばらけ始めて最終的に14位まで上がると最終完走者でゴールすることができました。


<DAY2>
初日に比較すると、かなりの冷え込みで霜が降りたことでコースも一変。芝生が剥がされたコースはさらに霜が溶けて泥と変化。同じコースでも今日は泥のコースへと変わっていた。太陽の日差しもなく、コースは乾くことなくそのままレース時間に。

引き続き女子エリートからは松本璃奈が出走。1周目のサンドセクションのみ失速の埋め合わせとV字の土手登りを押しに切り替えて後続とのタイム稼ぎに成功すると、ジャンプセクションをマウンテンバイクのように飛ぶことを楽しみながら引き続き優勝です!
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©masakazu abe
©Kazutaka Inoe

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そして、エリート男子に松本駿が出走。シングルリザルトを刻むべく念入りなアップを過ごし、3列目スタートながら前半は15位前後でレースを走行。ラスト5周より3人グループを前で追いかける形から、その先頭も順位が入れ替わりながらも12位に。と同時に先頭はかなりのハイスピードであったために80%タイムもギリギリな展開に。ラスト2周から80%でカットされる選手が多く・・・惜しくも3秒!足りずにレースは11位でゴールとなりました。

©kazutaka Inoue


当日現地での応援ありがとうございました。今年のレースはこれで終了となります。白熱した2日間が終了し、沢山のギャラリーの声援の中で走る事ができました。2日間のシリーズ表彰もあり、フィリッポ選手との2ショットも決める事とができました。

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松本璃奈レースリポート:http://teamscottjapan.blogspot.com/2018/12/day.html

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大会ダイジェストムービー

                     DAY2  松本璃奈が前日に続き独走

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