2023年6月2日金曜日

CJ八幡浜国際大会レースレポート(松本駿)

©Noriyasu Katou

期日:2023年5月28日
場所:愛媛県八幡浜市民スポーツパーク
天候:晴
コース状況:ドライ
機材:
バイク:Rocky mountain bicycles/Element Carbon
メインコンポーネント:SHIMANO/XTR
タイヤ:maxxis/Rekonrace 1.6Bar
ヘルメット:OGKkabuto/izanagi
サングラス:OAKLEY/Sutro Lite
ウエアー:WAVE ONE /"Clasico" Jersey in Light Blue
グローブ:OGKkabuto/PRG-7
シューズ:SHIMANO/XC9
補給:powerbar
ボトル:charge
ケミカル&タイヤシーラント:finishline

結果:
XCO19位

 20年以上も続く、長らく日本のレースシーンでは欠かせない八幡浜大会。コースもそうだが、運営を市職員でまかない、街までのアクセスの良さ、文化、歴史、ローカルルーツが盛りだくさんで八幡浜ファンとなる。毎年楽しみではあるが、宿泊が溢れてしまい今回は隣町に滞在だったが自走でも1時間だったからまたこれでエリアをアップデートできた。

コース設定も、初年度のルートだともう少し長い距離で、テクニカルエリアと登り区間も長かった。国際競技もルール改定によりコースも短縮化され、テクニカルセクションが追加されたり、観客の観戦のためのルートを作ったりと改善され今に至る。ベースは変わらないが、時代の変化と共に改良され、前半は流れるようにテクニック系。後半は単発的な登坂と急坂でパワーが試され国際的なコースを意識したものに進化している。コース以外の外周エリアも観戦エリアの確保。救助導線の確保があり、走る以外にもポイントが抑えてあることも嬉しいところだ。

また、今年はバイクサポートがフリーだったが、ショップサポートと言うところで3メーカーに絞られ、フルサスとリジットにするのか?ダウンカントリーがいいとの事で、ロッキーマウンテン/エレメントをチョイス。もともと、これで自分の走りのポジションでどのようにプロモーションするのか?があり、選べるバリエーションが多くて心躍る衝動はやはり何年経っても変わらない。単純ながらも?ココが、走る原動力となるから不思議だ。軽いライドでシェイクダウンが5日。遠征前日に悩んでいたが、ほぼ現場合わせと言う事になり慣れたバイクを使うべきではある。がしかし!逆にこれはこれで楽しいので、セッテイングを煮詰めた。試走時間を有意義に使い、サスのセッテイングの見直し。コラム長が合わずに引き継ぎができなかったフロントサスをSIDとカシマのアンバランス的調和を図る。次には、ドロッパーも反応が良く2段階のトランスファーとは違い、無段階のドロッパーもトレイルではいいがレースともなれば遅いのが難点。
前日には、RIDE4アジャストメントシステムにフォーカスしてのセッテイングを。シートチューブの角度が妙に立っていることが特徴で、登坂は楽でもヘッドアングルとのバランスもありどうにもしっくり来なかった。が!スラックとナチュラル?英語表記も意味が分かりづらいけど、アングルをより下り系にすることで落ち着き良しとした。

さーて決戦日。当日は、余裕を持っての会場入り。スペアのチェックとドリンクを準備して時間に備える。陸トレを軽く入れ、ダッシュもランでしてからローラーで調整。いい感じでアップも終え、スタートラインへ。3列目からスタートとなった。
ポジションはキープしたいが、それよりもポジションが安定する時に加速するのがスマート。一気に加速して、30位くらいからレースは始まった。

前半
24位から21位で通過する。周囲も前後しながら、得意なところで仕掛ける。特に悲鳴を上げそうな後半のゴジラの背中を過ぎたビッグウエーブの登り返し2連発。U23にすぐに捕まったが、互いにスムーズに最善を尽くすように、こらえながら加速した。

後半
20位から19位へ。トラブルもなくスムーズに走れている。桜坂は直線的に、コンクリートまでは斜度を緩やかになぞり、スピードへとつなぐ。ゴジラ背中、ビッグウエーブ、コークスクリューと得意なところと加速して気持ちよく走るが、タイムが上がらない。遮断された80%で次の周回に入れず、あと一歩で終えた。


©sumpuphoto


昨年に比較すると、4ランクアップで2ポイントから7ポイントに。今シーズンのスタートに有効なポイントを収穫した。次戦は一里野大会。
応援ありがとうございました。




松本駿



八幡浜大会終了

 

愛媛県八幡浜大会が終了しました!
国際ポイントが付くハイクラスの大会。世界選手権やアジア選手権、ワールドカップに忘れてはならないオリンピックポイント。これらのレースに重要な高いポイントが付くだけに、とても重要なレースです。

エリート男子に松本駿選手が出走。流れに乗りながらも、序盤は30位ほどで展開。ペースを上げ始めるもトップは速いタイムで展開で2周を残し19位でゴール。UCIポイントも昨年よりも順位を上げて、高得点獲得しました!
©Noriyasu Katou
 
 
松本一成選手は、エリート選手のシケインをかいくぐりながらも単独で20秒リード。2分前を走っていたエリートあっという間にすり抜け総合でも3位まで上がる勢いでした!ファイナルラップでアタックに競い負けてしまい、2位フィニッシュ。副島選手の凄さを見せつけられる結果となりました。ほんと強かったそうです。2名以外の後続は、エリートと混走の為2分差とは言えレベル差もあり、現アジアチャンピオンのセオング選手も上がってコレず直接対決が叶わなかったのは、残念です。しかし、アジアで早い事は実証されました。
©Noriyasu Katou

次戦は、松本駿選手のみ一里野大会。
松本一成選手は、今週末は、修善寺。翌週は群馬にロード参戦します。
沢山の応援ありがとうございました!


2023年4月30日日曜日

【サポート製品ご紹介】

 




チームを永らくサポートしていただいております、 @marui_ltd 様より、 @ergonbike のグリップをチョイスさせていただきました。少し長いので、斜めに握るとかハンドルの引き、グリップが吸い付く様な感覚なので、リラックスした感じで操作感が上がり、無駄に力まずに選手達は使っています。
世界的にはエンデューロと言う種目の下り系に開発された商品ですが、クロスカントリーにもおすすめですよ。会場で見かけた際には、見てくださいね。

2023年4月25日火曜日

【開幕戦終了!】

 

国内シリーズのクップドジャポン菖蒲谷。開幕戦の初日ショートトラックに参戦しました。トップカテゴリーの25名のみが出場出来る貴重なレース。
世界的にも盛り上がりを見せるこの種目は、クロスカントリーレースに比較しても、競技時間が短いのでスピード感と集団化され見応えあるレースです。
@issei.1001 選手は、5位。
@mashunmtbrider 選手は、18位。
応援ありがとうございました。





 
📸 @sumpu_taizo 
 
 

2日目はクロスカントリーレースが開催。
松本一成選手 @issei.1001 は、7位!
松本駿選手 @mashunmtbrider は、17位でした。
中々思うような結果ではありませんが、注目されるチームには変わりなく沢山の応援ありがとうございました。







以下、選手レポートです。
【松本一成選手】
3列目だから落ち着いたスタートがとれた。落車がすぐ隣でおこり、倒れ込む事は無かったが左側レバー角度がズレる程度で進んだ。
コースのリズムが掴めて、3.4位が見える位置で流れるように走れて5位で進む。
中盤は、疲れが出始めて、集中力が切れ始める。まだまだオフ明けと言う事もあり徐々にペースダウン。登り返しのS字をミスして足を着くと、後ろとのタイム差詰められ6位.7位と後退した。
今回は完全な空気圧ミス。
下りで跳ねる感じで、得意な筈の下りセクションもラインオーバーしそうで、登りも滑りながらパワーでねじ伏せる。
後半2周は、持ち直してペースを刻むも後続に追いつかれる。もう一度振り絞り、セクションのミスを最小限とペースアップして7位ゴールした。
【松本駿レポート】
4列目スタート。左側が大落車が起きるも、回避できてレースは進む。第2グループで前後しながら
森下と一騎討ち。林道と登り返しで差を広げキープ20位で前後した。
中盤になり、単独になりつつあるが前が見える位置で走っていた。
得意の葛折りでペースを上げ、順位は18位に。もう一度振り絞り、17位に。一度ハンドルを木にぶつけてしまい、転倒。同時にサドルが回ってしまったので修正して再スタート。
しかし、惜しくもレースは80%で2周を残して終了した。
次戦は、いよいよビッグレースの八幡浜大会です!

2023年4月18日火曜日

ダートクリテ

 





@dirt_crite で⚡️キックオフ⚡️⚡️
ライドマシュンとしてMTB活動開始です。
トレーニングの成果を確認すべく、ダートクリテを走りました。
@issei.1001 は、今期もやってくれそうな走りで快調に走りました。現エリートのアジアチャンピオン @k_riki.o とバトルし、ファーストラップもメイク。久しぶりのマウンテンバイクを感じさせない走りを見せてくれました。
@mashunmtbrider は、怪我により未出走も考えはあったけど。走れる範囲内でレースを走りました。オールエスケープで、少しの段差さえ痛みとの格闘。しかし、走って正解!あとは、回復次第だと言う事です。
開幕戦前哨戦となるこの結果はいかに⁈

2023年1月31日火曜日

愛知牧場レースレポート

【愛知牧場DAY1】 今週は、車の納車手配やら?バイクの組み換えやらで出来上がったのはレース当日に跨る深夜に。4時間睡眠で慌ただしく現地入り。トレーニングもここ2週間で出来るのは?って課題だったけど、乗り込み2日とインターバルを1日のみ。あとは、体幹的トレーニングを8日。そして、スキー。(仕事ですが笑) はたしてどうなることやら? そして、今回の機材はCRAXにGRXタイヤはフリーなのでIRCをチョイスした。シラクエッジをフロント、シラクサンドをリアで転がり抵抗もなく抜群の加速性能を感じた。ハンドルは、一度ロード用にしたが、グラベルハンドルをつけて下ハンドルがワイドになることで安定性とコーナーリングの優位性を感じていたのでスペアバイク共にセットしていた。 今シーズン初シクロクロスでランキングも無いので当然最後尾の52番コールでスタートだった。後ろを見たら誰もいないから後ろで八の字走行でもしているか?と思いつつも、片足ついて静止がルールなので、大人しくスタート。当然スタートの号砲が鳴ってもすぐには出ない余裕ぶりに・・・。
1コーナーを過ぎてからの直線から2コーナーまではフルスロットルで位置取り!わかっているからこそ?インに突っ込んでストップを繰り返す。面白いじゃん!終始デットヒートでラスト周回までまだまだわからない!今日はJCX前哨戦ということもあり、わりと速い選手も出場していないので、80%の足切りは心配ないがとにかくできる限りのダッシュをして順位を上げる。久しぶりのレースだから体から全力の力を沸き立たせるのはここでしか感じられない。 階段は長すぎてキツイけど体感で鍛えた素早さを使って階段は猛ダッシュし、連続コーナーは地味に難しくてモドカシイけれども微妙な加速してゆくライン設定はスピードを乗せやすい。
50番から一桁まで行きたかったけど、15位フィニッシュで初日は終了。途中ギア変速が入らなくて、2段飛ばしとかは自分のせいだけどそれはそれか!そして、後半2周はペースダウンして来ていたのでトレーニング不足は認めざる得ない。 【愛知牧場DAY2】 2日目は、宿から近くと言う事もあり第一レースのコーチングをしてすっかり気分を良くしてレースまでを、スケジューリング。 昨日と同じ時間と言うのもあって、ペースをつかみやすく2日連続レースも悪くないよねーとゆっくりとスタンバイ。
レースは、72番コールで昨日よりも後ろ位置のスタート。しかも、スタート招集前に脱ぎながら進みスターティンググリッドには3分前に配置。真ん中にいたけど、わりとスペースが多くて4コーナーまで全てイン攻め!と言うスーパーゴウイングな?久しぶりのレースっぽい感じ満載で、これぞレース!ってハイテンションになり、最後尾スタートを楽しんじゃいました。普通なら行く?ってスーパー強引なラインだけど、隙間をついて加速!に次ぐ加速!海外で走っていた感覚を蘇らせたそんな瞬間でもあった。 初日に使ったスカイブルーバイクはトラブルが少し起きそうな状態だったので、ブラックバイクをメインバイクにしてサイズダウンの効果とGRXとニューアルテグラの違いをテストできるチャンスになっていた。
見事にニューアルテグラは、12段のマイルドな刻みである一方。フロントギアはロードそのままなので、52Tの重めなギヤがコーナー立ち上がりの加速を手伝ってくれて順位をジャンプアップさせてくれた。コーナーリングはサイズダウンとなったバイクがベストマッチングで前をゆく選手のタイヤ2本分のトレースに成功し、ぐんぐん食らいついてゆく。
久しぶりのレースも2日目となれば話は別物となり、キレキレの走りでしたがラスト4周回から通称マリオさんの足切り知らせが大助かりで、とにかくもがきまくり!はじめの知らせが50秒だったのに次の週では30秒に。確実にタイムアウトが迫る中で、乗降車の際にクリートが外れにくいのを実感2周くらい感じていた。土がついて外れにくくなったのか?とも思ったけど、次のあと2周って時に階段手前から数歩上がった時にクリートのガタつきを感じ、一気に外れてしまった。集中力もダウンさせてしまい5人ほど一気に抜かれ、ピットに入るのではないのに入ってネジを閉めようという判断をしてしまい、すでに足切りだから再び再スタートもバイク交換が頭の整理がつかずモタモタしてしまい、結果的に8位も順位を落として38位でゴールした。実力的には完走圏内でもできなくて悔しい結果だが、レース出場数が少ないのにこのリザルトが刻めたのは良しとしよう。
沢山の応援ありがとうございました📣