シーズン当初のチームスローガンに掲げた、ニュージェネレーション!の戦風を巻き起こす事ができました。
松本一成選手は、MTBでユースの全日本タイトルを始めとした6勝とシクロクロスでC2とジュニアで3勝。
松本璃奈選手は、MTBジュニアで2勝。シクロクロスでは全日本タイトルとJCXシリーズで3勝。その他で3勝の合計で、6勝でした。
僕、松本駿は王滝秋優勝とCJの最高位5位が2回です。
CJチームランキングも3位となり2019シーズンの弾みになる年となります!
王滝優勝を達成できた年とチャンピオンジャージが2着も獲得となりました。
本年度も引き続き!チームスコットの応援よろしくお願い致します。
そして、新年明けてすぐにベルギーへと行ってまいりました。
松本璃奈選手のエリート女子での全日本チャンピオンが獲得と同時に始まった世界への挑戦です。
次のステップアップのための情報探しから始まりました。機材の準備と世界戦に向けたトレーニングの組み直し。強豪選手たちはナショナルチャンピオンシップを迎えるので、大きな大会は少ない時期に突入しています。それでも、今後を見据えてこのタイミングでベルギーへと渡ってきました。
シクロクロス参戦となるとサポートスタッフも必要で、大概はホームステイ形式が定番なのですが、選手が多く利用するシェアハウスの宿泊施設を利用して、7日間の一週間を過ごしてまいりました。
自炊が出来る宿泊施設で、先週までW杯があったのでアメリカの選手と、イギリスの選手など様々な海外選手が入れ替わり、バイクルームもあって、洗車エリアも。
さらには、洗車機とコンプレッサーと発電機水タンクがあって、屋根にはバイクラックまであるチームカーまで宿のオーナーが貸してくださいました。ライダーの交流は、残念ながら一泊のみアメリカのライダーに会えただけ。日本人だけで貸切状態。本来なら国際交流で自転車の友達が知り合えるという、いい場所でした。
ベルギーの朝は8時からやっと明るくなってきます。反対に夕暮れは4時半には暗くなり、日照時間は日本よりも短いです。滞在中も2日間ほどしか晴れる日がなく不安定です。しかも、朝日差しがあると夕方は雨。サングラスでギラギラな海外旅行がイメージが強かったのですが、ライド用もプリズムトレイルのみ。アフターグラスは全くバックから出番がありませんでした。シクロクロスでなければ、住み心地としてはどうでしょうか??と疑問も・・・。
ハイライト的に!
朝一で到着のために、バイク組み立て終了後に近くにあったサイクリング看板を眺めて走る事に。ダートもあるのでグラベルに持ってこいの感じなルートでした。
2日目
ロードロングへ。と出かけ、石畳を体験。とてもガタガタでマウンテンバイクで走りたい気分になります。有名選手の名前があったり、シクロクロス会場だった場所も通りましたが、何もない場所にあったりするのが不思議でした。(写真ではそんなにひどく見えませんが、ガタガタで腕がしびれてきます。)
3日目
グループライドに合流できれば行こう!と走り出すも今日は無いらしくスルー。本当なら20名ほどは集まるのに、残念でした。
ローカルレース初日。Materという場所で丘に風車がある場所です。僕はこの日からは、ピット要因に。場所確保のためにウロウロすると泥濘に車がスタック。オランダ語が話せないので、写真とって身振り手振り。どうやらトラクターは一緒のようで、ヘルプしていただきました。受付に行き、必要書類にサインでゼッケンを受け取り、早速試走です。コースは泥々、畑(菜の花)の中のコースなので、その茎がコンポーネントに絡む。試走から帰って洗車、レースで洗車、もうワンレースで水タンクが空で・・・。泥だらけのバイクをコンプレッサーのエアガンで飛ばすだけ飛ばして外積みで帰宅。その後も、レース出てないから自分の洗濯はなかったもののバイクの洗車とメンテナンスだけでその日はあっという間に終了。
5日目
再び同会場なので、今日は自走で会場へ。ある程度会場の分岐まで来たので、少し時間調整で幹線道路をサイクリング。途中サイクリストも多いが、クラブチームであろう大集団のロードチームに遭遇。少し雨が降り出したが、時間どうりレース開始1時間半ほど前に到着してサポートに。昨日よりもいい場所で、車からコース脇まですぐ。しかもローカルレース(LRCレースというシリーズ戦)でベルギーチャンピオンやアルカンシェルも着れる名誉ある大会?ルールがあるそうです。そのピットもコースのどこでやってもいいというルール。考えようでは、3つでもありなのか?って思ってしまいますね。さすがに誰もやりませんけどね。コースは逆走で舗装区間もあって、コーナーも緩く設定されコーズ幅も広くなりました。結果は2日間見事優勝で終了でした。6日目
締めのレースはUCI国際レース。日本人も滞在選手が集まりました。僕も久しぶりのピットスタッフに話は尽きなくて、終始お世話なりっぱなしでしたが世界への挑戦への第一歩を踏み出しました。
女性ライダー全員にオーガナイザーからホットメーカーがプレゼントされました。スタート前にもチャンピオンとして紹介されて、花束が贈呈されました。
ピットでは、ローラーもお借りする事ができ、しっかりとアップをする事ができました。合間にはポストカード頂戴よ!って何度もせがまれる程、こちらの人たちはコレクターのように集めていました。
レースの展開は、スタートから落車に足止めを食らってしまいましたが、なんとか30名出走のハイレベルなレースを20位前後で展開。散りばめられた集団を少しづつ追い上げて、17位でゴールでした。トップとは4分差という壁をどう埋めるか?世界戦までの少しの期間ですが、しっかりとレベルアップをしていきたいと思います。
既に帰国していて、明日より宮城県蔵王でのUCIレースに遠征となります。応援引き続きよろしくお願いします!