2019年1月18日金曜日

2019シーズン始まりました!

みなさまこんにちは、マシュンです。昨シーズンは、チームメンバーの入れ替えや脱退もあり大変な不安なシーズンで始まってしまいました。多くのファンお皆様に不安とご迷惑をお掛けした事には違いありません。しかし、家族チームになった時にしか出来ないこともあり、この事を理解してくださっているスポンサー各社様と応援してくださる皆様のお力で、2018シーズンを終える事ができました。

シーズン当初のチームスローガンに掲げた、ニュージェネレーション!の戦風を巻き起こす事ができました。


松本一成選手は、MTBでユースの全日本タイトルを始めとした6勝とシクロクロスでC2とジュニアで3勝。

松本璃奈選手は、MTBジュニアで2勝。シクロクロスでは全日本タイトルとJCXシリーズで3勝。その他で3勝の合計で、6勝でした。

僕、松本駿は王滝秋優勝とCJの最高位5位が2回です。

CJチームランキングも3位となり2019シーズンの弾みになる年となります!
王滝優勝を達成できた年とチャンピオンジャージが2着も獲得となりました。
本年度も引き続き!チームスコットの応援よろしくお願い致します。








そして、新年明けてすぐにベルギーへと行ってまいりました。
松本璃奈選手のエリート女子での全日本チャンピオンが獲得と同時に始まった世界への挑戦です。

次のステップアップのための情報探しから始まりました。機材の準備と世界戦に向けたトレーニングの組み直し。強豪選手たちはナショナルチャンピオンシップを迎えるので、大きな大会は少ない時期に突入しています。それでも、今後を見据えてこのタイミングでベルギーへと渡ってきました。

シクロクロス参戦となるとサポートスタッフも必要で、大概はホームステイ形式が定番なのですが、選手が多く利用するシェアハウスの宿泊施設を利用して、7日間の一週間を過ごしてまいりました。


自炊が出来る宿泊施設で、先週までW杯があったのでアメリカの選手と、イギリスの選手など様々な海外選手が入れ替わり、バイクルームもあって、洗車エリアも。
さらには、洗車機とコンプレッサーと発電機水タンクがあって、屋根にはバイクラックまであるチームカーまで宿のオーナーが貸してくださいました。ライダーの交流は、残念ながら一泊のみアメリカのライダーに会えただけ。日本人だけで貸切状態。本来なら国際交流で自転車の友達が知り合えるという、いい場所でした。

ベルギーの朝は8時からやっと明るくなってきます。反対に夕暮れは4時半には暗くなり、日照時間は日本よりも短いです。滞在中も2日間ほどしか晴れる日がなく不安定です。しかも、朝日差しがあると夕方は雨。サングラスでギラギラな海外旅行がイメージが強かったのですが、ライド用もプリズムトレイルのみ。アフターグラスは全くバックから出番がありませんでした。シクロクロスでなければ、住み心地としてはどうでしょうか??と疑問も・・・。









ハイライト的に!


初日
朝一で到着のために、バイク組み立て終了後に近くにあったサイクリング看板を眺めて走る事に。ダートもあるのでグラベルに持ってこいの感じなルートでした。




2日目
ロードロングへ。と出かけ、石畳を体験。とてもガタガタでマウンテンバイクで走りたい気分になります。有名選手の名前があったり、シクロクロス会場だった場所も通りましたが、何もない場所にあったりするのが不思議でした。(写真ではそんなにひどく見えませんが、ガタガタで腕がしびれてきます。)





3日目
グループライドに合流できれば行こう!と走り出すも今日は無いらしくスルー。本当なら20名ほどは集まるのに、残念でした。



ローカルレース初日。Materという場所で丘に風車がある場所です。僕はこの日からは、ピット要因に。場所確保のためにウロウロすると泥濘に車がスタック。オランダ語が話せないので、写真とって身振り手振り。どうやらトラクターは一緒のようで、ヘルプしていただきました。受付に行き、必要書類にサインでゼッケンを受け取り、早速試走です。コースは泥々、畑(菜の花)の中のコースなので、その茎がコンポーネントに絡む。試走から帰って洗車、レースで洗車、もうワンレースで水タンクが空で・・・。泥だらけのバイクをコンプレッサーのエアガンで飛ばすだけ飛ばして外積みで帰宅。その後も、レース出てないから自分の洗濯はなかったもののバイクの洗車とメンテナンスだけでその日はあっという間に終了。





5日目
再び同会場なので、今日は自走で会場へ。ある程度会場の分岐まで来たので、少し時間調整で幹線道路をサイクリング。途中サイクリストも多いが、クラブチームであろう大集団のロードチームに遭遇。少し雨が降り出したが、時間どうりレース開始1時間半ほど前に到着してサポートに。昨日よりもいい場所で、車からコース脇まですぐ。しかもローカルレース(LRCレースというシリーズ戦)でベルギーチャンピオンやアルカンシェルも着れる名誉ある大会?ルールがあるそうです。そのピットもコースのどこでやってもいいというルール。考えようでは、3つでもありなのか?って思ってしまいますね。さすがに誰もやりませんけどね。コースは逆走で舗装区間もあって、コーナーも緩く設定されコーズ幅も広くなりました。結果は2日間見事優勝で終了でした。






6日目
締めのレースはUCI国際レース。日本人も滞在選手が集まりました。僕も久しぶりのピットスタッフに話は尽きなくて、終始お世話なりっぱなしでしたが世界への挑戦への第一歩を踏み出しました。
 女性ライダー全員にオーガナイザーからホットメーカーがプレゼントされました。スタート前にもチャンピオンとして紹介されて、花束が贈呈されました。
ピットでは、ローラーもお借りする事ができ、しっかりとアップをする事ができました。合間にはポストカード頂戴よ!って何度もせがまれる程、こちらの人たちはコレクターのように集めていました。



レースの展開は、スタートから落車に足止めを食らってしまいましたが、なんとか30名出走のハイレベルなレースを20位前後で展開。散りばめられた集団を少しづつ追い上げて、17位でゴールでした。トップとは4分差という壁をどう埋めるか?世界戦までの少しの期間ですが、しっかりとレベルアップをしていきたいと思います。



既に帰国していて、明日より宮城県蔵王でのUCIレースに遠征となります。応援引き続きよろしくお願いします!

ベルギー遠征 3day レースレポート (松本璃奈)

日時:2019/01/12
大会名:2-DAAGSE CYCLOCROSS LRC MATER 12-13 JANUARI 2019
開催地:Mater,Belgium

機材
バイク:SCOTT/ADDICT CX 20 DISC
メインコンポーネント:シマノ/XTR
ハンドル・ステム・シートポスト:タイオガ
サドル:エルゴン/SMR3 PRO 
ヘルメット:SCOTT/CENTRIC PLUS
バイクジャージ:ウェブワン/SCOTT デザイン
グローブ:SCOTT

結果
women:1位

今年初はベルギーのアマチュアレースに参加しました。ヨーロッパのレースは、深い泥が多く今回は深くはなかったが泥レースとなった。

スタート位置から泥。ポイントがないので、一番後ろからスタートだったが一気に前にでた。全てが泥なので、パワーコースで登りはほとんど進まない。
まとわりつく泥だったので毎周回バイクチェンジする。
周回を重ねるごとにラインが走るラインがわかってくるが、後半にかけて登りの区間を押す人が増え、ラインが難しくなっていき乗ることも困難になっていった。
また、3カテゴリーが時差スタートだったので前を追うことができた。

今年初レースで、しかもかなり重い泥だったのでどういうレースになるか読めなかったのですが、最初から前に出ることができその後もトップをキープすることができました。
初めてチューブラーのタイヤをしようしたが、低気圧て走れるのでタイヤが埋まらずすごく楽だった。こりゃ、チューブラーが手放せないかもしれん(笑)



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日時:2019/01/13
大会名:2-DAAGSE CYCLOCROSS LRC MATER 12-13 JANUARI 2019
開催地:Mater,Belgium

機材
バイク:SCOTT/ADDICT CX 20 DISC
メインコンポーネント:シマノ/XTR
ハンドル・ステム・シートポスト:タイオガ
サドル:エルゴン/SMR3 PRO 
ヘルメット:SCOTT/CENTRIC PLUS
バイクジャージ:ウェブワン/SCOTT デザイン
グローブ:SCOTT

結果
women:1位

アマチュアレース2日目。昨日のコースの逆走で、登りがアスファルトになり更にパワーコースとなりました。。でも、昨日よりかは泥がシャバシャバしていてバイクにまとわりつく泥ではないのが救いでした。

昨日とスタート位置は変わらなかったが、斜度があるアスファルトスタートだったので、いきなりスプリントでスタート。第1カーブに入るまでは同い年ぐらいの選手の方が速かったが、そこから泥区間に入り一気に前に出る。一番良いラインでいけて後ろと差が一気に開いた。
このコースは、遅いケイデンスだと足にくるのでとにかく回した。2周目に入った時に、さっき一気に差をつけたラインがわからなくなっていてどこいっても重いラインしかなかった。
ギアがかけれるのが、アスファルトの登りの区間しかなくてそこだけスプリントをかけそれ以外はケイデンスでなんとかクリアしていった。

昨日に引き続き二冠をとることができました。こっちの泥の感覚がわかってきました。
次の日が一番大事なレースなので、リカバリーをしっかりしてレースに備えました。



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日時:2019/01/14
大会名51STE INTERNATIONALE BETAFENCE CYCLOCROSS
開催地:Otegem,Belgium

機材
バイク:SCOTT/ADDICT CX 20 DISC
メインコンポーネント:シマノ/XTR
ハンドル・ステム・シートポスト:タイオガ
サドル:エルゴン/SMR3 PRO 
ヘルメット:SCOTT/CENTRIC PLUS
バイクジャージ:ウェブワン/SCOTT デザイン
グローブ:SCOTT

結果
women elite:17位

初の海外UCIで、世界チャンピオンのSanna選手や今U23で有名なCeylin del Camnen選手など、世界レベルのレースとなりました。

全日本チャンピオンなのでスタート位置もよくスタートからトップ集団についていき10番手辺り。しかし、アスファルトからオフロードに変わってコーナーに入った時に前の前の選手が転倒し、前の選手も突っ込む形となり道をふさがれ6,7人に抜かれ、更に前の集団と離れてしまった。
10秒ほど前にSanna選手がいるパックがいたが、1人で追うのは難しくまたパックなのでどんどんペースが上がってなかなか追いつけない。
2,3周目は前と30秒、トップと2分離れてしまった。同い年ぐらいの選手がいたのでその選手と前を追う形となった。
photo by Hashikawaさん
4周目に少し離れてしまい、単独となったが徐々に差をつめていき5周目に入った時に前に出た。
photo by Hashikawaさん
そこから後半の粘りを見せラスト周回を終え17位でゴールしました。

今回のレースはかなりレベルが高いレースでしたが、トップと4分で完走することができました。また、ラップをキープできたこと世界戦前に自分のレベルを知ることができました。

世界戦まであと2週間。今回の遠征を通して沢山学ぶ事ができました。
来シーズンはもう少し長い期間勉強しに行ってきます。

応援、サポートありがとうございました。

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そう言えば、クリスマスも年明けも終わりました。
遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします。

クリスマスに戻っちゃうけど、小さい頃クリスマスプレゼントで「本物の馬が欲しい」と書いたことがあった。ヤバイおねがいごとしたけどお父さんたちはおもちゃの馬をくれた。ま、そうなるよね(笑)なぜ、欲しかったかというと海外ドラマで馬に乗ってた人がすごくかっこよく見えたからだと思う。今も時々馬を見ると飼ってみたいなーって思うけど日本じゃ無理かな?(笑)でも、乗馬できるところもあるし今度小淵沢のところ行ってみようかな。

ってことで今回はこのへんで!



TEAM SCOTT Rina Matsumoto