2017年11月28日火曜日

スーパークロス野辺山 レースレポート(山内健正)

レースレポート 山内 健正
日程:11月25日(day1) 11月26日(day2)
会場:滝沢牧場・長野県南佐久郡
順位:33位(day1) 47位(day2)

バイク:SCOTT ADDICTCX20 Disc
グローブ:SCOTT RIDANCE LF
ジャージ:ウエイブワン 


寒さ厳しい野辺山。朝は氷点下でコースも身も凍って、日中は強い風が選手を襲い、日差しで溶けたコースの泥と日陰の氷がまさに”野辺山のシクロクロス”を演出する過酷な環境。

day 1  33位

2日間のレースとなる今回は初日Day1のみ朝の試走をおこなった。
ジャージはウエイブワン様のレーシングサーモジャケットとロングタイツ。
©FABtroni+camera

さすがに軽く走る朝の試走はインナーウェアとジャンパーで体力温存しながら試走。
凍っている路面のおかげでバイクは汚れずに済んだ。他カテゴリーのレースでコースは荒れ始めた頃に昼の試走。日差しで溶けた泥と思いきや、日陰の境目は凍っていて戸惑った。
試走でコースの流れを確認したらアップの準備。
今回は実走でウォーミングアップを行い、アスファルトでレースのスタートダッシュとその後のストレートを意識した内容を繰り返し行って身体を温めた。
スタート招集がはじまり、コールを待つ。
ゼッケンは62。
僕の位置は7列目くらいだろうか、最前列が少し見えるがどう見ても雰囲気がもうスタート秒読み。周囲はまだ会話しているが、サドルに乗って前を見る。
そして突然のスタート。でもしっかり走り出して漕ぎ出すことが出来た、が直角コーナーで落車発生。
©FABtroni+camera

どうにか難を逃れながら、肘で押され押しつつも前に進む。
流れが出来てきた2周目あたりからは周囲の選手と抜きつ抜かれつの展開。
が、アスファルト区間で周囲に差をつけられてしまう。力不足だ。
©FABtroni+camera

オフロード区間で挽回を、とコーナーを走っていると落車。
思いっきりステムを蹴ってしまい、しばらく生まれたての子鹿状態で漕ぐ。
その後に立体交差後の段差越えでバニーホップしようとしたら踏切のタイミングをミスして段差に激突。自転車はコース沿いの柵にぶつかったが無傷でまた走り出す。
©FABtroni+camera

回復してきたかに思えた頃に80%カット。33位でレースを終えました。
レース後はすぐに洗車と着替えをして翌日に備え、帰りに温泉に行って身体を回復させるよう務めた。

Day 2  47位

二日目は受付の10時30分に合わせて現地へ。
受付後はバイクの用意、着替え、軽くアップして試走時間を待つ。
Day1より荒れているコース、立体交差手前の区間でラインを探っているとエミル・ヘケレ選手(Day2で2位)が試走していたのですぐに後ろに入ってラインを盗んだ。
スムースなラインと確実なアプローチはさすがの一言でした。

試走を終えて、洗車してアップの準備。
前日同様に実走でアップを行い、トイレを済ませて早めに招集エリアへ。
Day1でワンピースタイプのジャージ・クロススーツを着たが
©FABtroni+camera

Day2はあえてレーシングサーモジャケットとロングタイツにした。
個人的にこっちのほうが太腿が楽に感じる。
©FABtroni+camera

前日の疲れはあるがそこまで感じていなかった。風も寒さもDay1よりない。
今日はゼッケン61。スタートの位置も一個横にずれただけで大きな違いはない。

スタートは皆スムースに流れて行くが狭いところは、おしくらまんじゅう大会。
ぎゅうぎゅうで身動き取れない。
パッァと前が開けると今度は踏んでも踏んでも追いつけない。確実に疲れが出ている。
©FABtroni+camera

そして焦りが出て、コース傍の杭にハンドル持ってかれてバイクが中に舞う。
バイクと再開して漕ぎ出すものの、すぐにカット。落車が順位を決定的なものにしました。

2日間のレースでできたことは次回に向けても継続してできるように取り組んで、できなかったことをできるようにしっかりと反省して取り組みます。
応援・サポートありがとうございました。IRCカップ、全日本と続きますがどうぞ宜しくお願い致します。

2017年11月27日月曜日

スーパークロス野辺山レースレポート(松本一成)

期日:2017年11月26日  場所:野辺山
天候:晴れ コース状況:ウェット
機材
バイク:SCOTT/アディクトCX
メインコンポーネント:SHIMANO/アルテグラ  
ハンドル、ステム、サドル、シートポスト:Syncros
バイクジャージ:WAVE ONE/レジェフィット チームスコットジャパンオリジナルデザイン
シューズ:スコット/MTB RCイエロー
チェーンオイル: Finish line/Ceramic Wax Lube&Wet Lube
ウォームアップ:Feedbacksports portableTrainer
結果:C3 優勝
レース当日
朝七時くらいに会場に行きすぐに試走をしました。
会場は凄く寒かったです。
試走は三周しました。
そしたらコースの泥のところが前日のレースのまま凍った状態でほとんど走れる状態ではなかったです。ですが、コースがどんな感じなのかはわかったので良かったです。
いつものようにレーススタート一時間前にアップを開始しました。
ですが、招集に遅れてしまい最後尾からのスタートになってしまいました。
でも僕は簡単に勝ったら面白くないからまあいっかって感じでした。
そしてレースがスタートしました。
周回数は、スタートループプラス4周でした。
最後尾からのスタートでしたが、落車はなく、スタートループを終えた時点で10位くらいの位置にいました。
そこから舗装路の直線で一気に抜かしていき、三位まで行きました。
そして泥のセクションに入りました。
そこは朝は凍っていましたがレースの時は溶けているところと凍っている所があって、見た目ではわからなくて凄く難しかったですが何とかクリアできました。
この時点ですでに一位になっていました。そこから後三周はずっと一位で行きました。
最後の周回でピットに入ってバイクを交換したのは良いのですが前輪がパンクしていて凄くタイムロスになりました。
ですが後ろとは一分以上差が開いていたので一位のままゴールしました。

©FABtorni+camera
©FABtorni+camera

今回のレースでは、スタート前に焦ってしまったりしましたが、一位でゴールすることができました。
今回のレースでも応援ありがとうございました。
これからはスケートの大会などがあるのでシクロクロスはこの大会が今シーズン最後です。
来シーズンも応援よろしくお願いします。

TEAM SCOTT 松本一成





野辺山CX終了

 こんにちは、マシュンです。週末は長野県南牧郡野辺山へと行ってまいりました。最もシクロクロスで盛り上がる会場ですが、今年もレースだけではなくて、大会記念品や各出典ブースがあって、ケータリングなど様々な事を満たしてくれるイベントでもあります。

さて、2日間開催の日曜日のみ参戦の松本一成選手は、カテゴリー3での登場。既にスケートシーズンにスイッチしていましたが、1日のみ参戦。しかも、最近は自転車のトレーニングは移動しかしておらず、こちらが心配なくらいでした。
しかしながら、快調に周回を重ねてスタートループと1周を終えると先頭に立ち、独走を形成。そのまま、優勝でゴールとなりました。


そして続くカテゴリーワンのエリートメン。
まずは一日目です。
ランキングコールで整列して、100名を超えるライダーが一斉スタートしました。

©FABtroni+camera


山内選手はかなり後方からのスタート。第一コーナーから落車が発生しての大混乱。混戦をかき分けドンドンとジャンプアップしてチームの連携を取れるほどにまで上がりました。リズムを整え、積極展開するもスリップダウンしてストップ。次第にリズムを崩して、レースの半分を過ぎたところで80%でレース終了。レースの厳しさを味わいました。

 ©FABtroni+camera


一方の松本駿は、スタート直後の落車はかろうじてハネよけ、30番手よりスタート。
©FABtroni+camera


鬼門と呼ばれる?フードコートエリアは大混戦で通過するのをとにかく通過するのみ。レース半分を過ぎると山内選手と連携をとれるか??と言うところだったが、直ぐに後退してしまう。

直線のハイスピードでとにかくペースを上げて、ジャンプアップ。
結果的に21位でゴールして初日は終了した。


©FABtroni+camera


その他、シクロクロスにはマウンテンバイクと違う点も多数ある。競技内容だけでなく、まるごと自転車を交換して泥では洗車、機材トラブルなどの対応のためにバイクを交換する。そのピットエリアでの影の立役者としてもピットクルーが必要で、選手とスタッフが必要となる。そのサポート部隊にSNELLチームと連携を図るミーティングをさり気なくこなし、チームは一眼となるのです。そんな、今回のチームテントは、暖を取るための囲いで大御所帯でファミリーチームなのだ。
©FABtroni+camera

バイクも交換を踏まえて一人2台体制でバイクもすごい数です。

そして、2日目。
スタートも前後してコール。今日は反対側で僕、松本駿は構える。山内選手は後ろから数えた方が早いぐらいだった。
©FABtroni+camera

相変わらずの混戦も昨日の疲れがあってか?追い上げのキレもない。

©FABtroni+camera

日中の日差しも次第に陰り初めてレースは厳しさを増していた。

©FABtroni+camera

山内選手は50位ぐらいでフィニッシュ。

©FABtroni+camera

僕はパックス列車を打ち砕き、ベテランの小坂選手について行くことが出来ずに19位フィニッシュとなりました。

応援ありがとうございました。次戦は東海クロス、2週間後再びここで全日本選手権となります。


各選手のレースレポートはこちらです。