こんにちは、マシュンです。帰国から既に一週間が過ぎましたが、アメリカ遠征についてお伝えしようと思います。
15日間に渡り、3年ぶりのアメリカ遠征に行ってきました。目的は、世界選手権を見据えた国際大会での予行練習と今現在のレベル確認。そして、UCIポイントを獲得する事が大きな目的でした。幸いにもアメリカのナショナルレースである、USカップが、UCI(国際競技連盟)でのポイント対象レースである事で、どちらもカルフォルニア州の近い場所である事でした。もちろん、出れば貰えるのでは無くて上位25位(2回目のベイルレイクではエリートが15位)までには入らなければなりません。そして、両大会ともXCOは10位以内なら賞金が貰えるという事でした。出場したのは、4日後の土曜日にクロスカントリー。日曜日にショートトラック(日本でのダートクリテ)が開催。翌週の金曜日がショートトラック、日曜日がクロスカントリーと変則的な形で開催でした。
15日間に渡り、3年ぶりのアメリカ遠征に行ってきました。目的は、世界選手権を見据えた国際大会での予行練習と今現在のレベル確認。そして、UCIポイントを獲得する事が大きな目的でした。幸いにもアメリカのナショナルレースである、USカップが、UCI(国際競技連盟)でのポイント対象レースである事で、どちらもカルフォルニア州の近い場所である事でした。もちろん、出れば貰えるのでは無くて上位25位(2回目のベイルレイクではエリートが15位)までには入らなければなりません。そして、両大会ともXCOは10位以内なら賞金が貰えるという事でした。出場したのは、4日後の土曜日にクロスカントリー。日曜日にショートトラック(日本でのダートクリテ)が開催。翌週の金曜日がショートトラック、日曜日がクロスカントリーと変則的な形で開催でした。
今回はキャンピングカーを使い、生活のリズムを整える事ができました。ホテル滞在でのストレスを軽減して、アスリートならでわの食事管理を自炊で常日に変わらない滞在をする事ができました。通常ならホテルから会場までの往復時間、食事ならレストランや買出し、自転車メンテナンスなどが軽減されて集中した大会に挑む環境を整えていました。しかし、不安になる事も沢山あり、一番のピークは時差ぼけ日本時間からマイナス16時間という壁。他にも雨量が日本と極端に違いドライな事で、タイヤのグリップ感が変わり、周囲の選手の巻き上げる土埃に突っ込んで行く事。まだ冬の日本位比べて気温が夏場の気温になり、暑さ対策も必要である事がありました。
1戦目の大会は、ボネリパークと言う小さな公園での開催でした。コースは小高い山の急斜面を登り、狭い山の中に張り巡らされたトレイルを繋ぎ、公園に出るという1周4キロほどのコースでした。スタートループは、2分ほどで走れる1.5km程のコースでショートトラックが、そのコースになっています。さらには、UCIクラス1という事で スタートボックスも、フィードも2箇所に。幸いしてクラスの異なった選手とサポートスタッフがいるので、空いた時間でピットに入る事で補給も不自由無くする事に。
まずは、松本一成選手がスタートです。本年度からジュニアカテゴリーとなり、レベルもぐっと上がったレースに参戦となります。つい先日までスピードスケートシーズンで、国体優勝やインターハイ2位などをぶら下げながらも、イキナリのシーズンインとなりました。乗り込みは1週間程度ですので、期待はそう大きくありませんでした。
国内では、1時間を超えるハードなレースは無く、過酷なレースである事は間違いありません。60名出走の10列目の最後尾のスタート位置。しかし、うまく飛び出す事ができて10位からのポジション取りでスタートループ通過、1周目は5位通過で期待は高まります!しかしながら、2周目から脚の攣る予兆が出始めましたがなんとか10位。3周目には20位。ラスト周回は足が攣ってしまい、40位ほどで思うようなパフォーマンスを出す事ができませんでした。
国内では、1時間を超えるハードなレースは無く、過酷なレースである事は間違いありません。60名出走の10列目の最後尾のスタート位置。しかし、うまく飛び出す事ができて10位からのポジション取りでスタートループ通過、1周目は5位通過で期待は高まります!しかしながら、2周目から脚の攣る予兆が出始めましたがなんとか10位。3周目には20位。ラスト周回は足が攣ってしまい、40位ほどで思うようなパフォーマンスを出す事ができませんでした。
翌日のショートトラックでは、リベンジに燃えています。再びスタートポジションは最後尾ながらも、15位から10位。8位と縦に引き伸ばされた集団もアタックが決まりそうでもアスファルト区間でペースが落ちるので、振り落とされるよりもポジション争いが重要視されます。集団は大きい時は30人が一度に走る時も。20分が終わり、足切りはなくなりラスト2周!ポジションは5位で期待は高まります。ラスト一周になるか?その時に集団落車が発生。ちょうど見えない位置だったのですが、アナウンスで名前を言っていたような・・・・。先頭を見るが待てどこない。もしかして?と思って慌てていくと、応急処置をしてもらっていました。外側から来た選手が接触して、体勢を整えたのですが運悪く落車に。骨折は無いようでしたが、肘周辺が腫れてしまっています。結果でDNFとなってしまいました。
続く松本璃奈選手はU23ですが、女子クラスの最高カテゴリーでの挑戦です。UCIポイント獲得選手の次に申し込み順という事で、真ん中くらいにコールされてスタートです。スタート直後に落車が発生し、ストップ。幸い大きなトラブルはなく、20番前後で耐えながら集団で続いて行きます。3周目に入るとさらにペースは落ち単独に。足切りの80%が気になります。すぐ前に2人パック、後ろも少し離れて3人が追って来ています。しかし、そのまま4周を終えてマイナス2ラップで30位ほどでゴールとなってしまいました。
続く翌日のショートトラックですが、スタートは同じ位置でスタート。スタートからは2周ほどがトップ集団について行くことができました。しかしそこから徐々に失速。単独走行で耐えるレースとなりましたが、マイナス2ラップで終了。悔しい幕開けとなりました。
最後は僕、松本駿ですが今シーズン初のマウンテンバイクレースの幕開けです。今回は入国して3日後レースということで、半分寝ながらのレースになっていますが言い訳なんて言うものはなくここに出場できているだけでもハッピーなんです!そして、3週間前まではシクロクロスを走っていたので、苦しすぎる!と言うことも無く走れてしまいます。
スタートコールは昨年度のUCIポイントが効いているのか?前半の方にコール。広い芝生からのスタートですが、100メーターもすれば狭くなり案の定失速。その後もスタートループは狭くなり、キャンバーになり、縦溝で湧いて出た水で泥になったセクションが、行く手を塞ぎ、集団も止まります。隙間を縫って次々と選手がぶつかり合って、本ループを走り出しました。エントリー100人ものライダーが走っていて、集団でダートを走るので舗装区間はブレーキ音とタイヤの焦げた匂いと位置取りで興奮します。一回目の勝負どころ日本のコースで例えるなら八幡浜の桜坂の終わりの斜面が3倍も続くダブルトラックを駆け上がり、次にはトレイルで続いてゆきます。振り落とされるように力の差で縦に引き伸ばされながらも、接戦を繰り返しながら1周目を終えました。気温も熱くなり、フィードゾーンではかけ水対策があったので確実な対処でクリア。中盤戦を迎えていきました。5周目には脚が攣りストップ。残り3周を残してレースが終わってしまいました。次週のレースまでに栄養管理と体調をしっかり整え、ベストパフォーマンスで頑張りたいと思います。
日本人選手も久しぶりに多く参戦。GRMの上野選手、とスペシャライズド平林選手、写真にはいませんが、他に山本幸平選手もいました。長野県民率が高いアメリカ遠征!後半戦に続きます。