2022年11月21日月曜日

全日本選手権大会 応援ありがとうございました!


 久しぶりにチーム一丸で出走となるファミリーチーム。

冬季シーズンインしている二刀流の松本一成選手も金曜までナショナルチームの調整の為、帯広でスピードスケートの大会に出場。(この日は得意の5000Mで、リザルト的に進展ある手応えをつかめていた。)終了後に、修善寺へと強行スケジュール。さらには松本璃奈選手も土曜日入りに。そして、今回は元ナショナルチームメカニックも務め、何度もチームメカを依頼したグローカルバイクのバスマンが一日限定で来てくれることで、チーム内の連携は一気にグローバル化されてアップデートしていた。

©️Mitsuo Takano
©️Mitsuo Takano
©️Mitsuo Takano

松本璃奈選手は、2019プレオリンピック大会で日本人最高順位を取っている。現在はダウンヒルチャンピオン2冠というバックボーンを持ち帰ってやってきた。試走では、スタンプジャンパーEVOでAラインをたどる。レースバイクのエピックEVOにスイッチすると、《浄蓮の滝》《枯山水》はテクニカルの見せ所を少しづつ精度を合わせ無難にこなせる様になる。
レースでは2列目ながら広い直線でペースを上げると一気に1番で飛び出し、2番手で女子総合でも2位で《天城越え》《浄蓮の滝》へと進む。ダウンヒルでもライバルのミオ選手とのテクニックは劣るものの、スピードと体格が前へと進ませていた。SAKURAドロップス後のダブルレーンでは、その差が短縮されつつある。全体の中でも3人の中に入るライダーで、女子選手でもそのスキルの高さを見せてくれるのは楽もしい。次第に雨は強くなり寒さとの格闘にもなるスタートゴールの直線ではものすごい向かい風と雨によりすごい辛そうだ。総合では4位とかなり順位を落としてしまうも、U23では2位。そのポテンショルを見せつけた。

©️Mitsuo Takano
©️Mitsuo Takano
©️Mitsuo Takano
松本一成選手は前日の限られた時間の中で、半年ぶりのマウンテンバイクレースに挑む。2刀流の宿命的?全日本の日程が変更が発表された瞬間より、出走が危ぶまれるが何とか2日間のみの限定スケジュールで調整。試走時間をフルに生かし、父のコーチングを受けつつワールドレベルまで引き上げる。ハンディキャップを短縮し彼自身の持ち前の体幹とバイクスキルを直感でパフォーマンスを上げる。《浄蓮の滝》《枯山水》を2レーン確認し、念のためのA,
B,Cとすべてのラインチェック。タイムリミットギリギリまでには、彼の走りは戻っていた。周回数とスタート時間のみ変更でサポートの方が慌ただしくなりながらレースは始まる。
最終レースはエリート男子。そして5分後にU23のレースが始まる。

©️Mitsuo Takano
©️Mitsuo Takano
©️Mitsuo Takano
©️Mitsuo Takano
松本駿選手はコースを攻略しつつも,《天城越え》は失速する事を感じながらも、無難なラインで進む。《浄蓮の滝》では、Bラインを選択するも周囲が押すなら押すしかない?そして、スーパーマッドな久しぶりの感覚は一気に順位を上げ、バトルを繰り返しながら《枯山水》へと進む。やはり同じように前走者と距離感を同じペースで押しを選んだ。そんなことを繰り返し、ランと押しの区間では正に経験が生かされたが、3周目を終える80%ゲートが遮断され、-3ラップの17位でゴールした。

松本一成選手はスタート直後は誰よりも1番で飛び出す。変貌したレベルの高いコースだが、トップでレースをリードする。一度《浄蓮の滝》で前走者がストップして、怖い思いをするけど、難なくトップで40秒弱のアドバンテージ。2周目にはボアダイヤルが外れてしまい、靴が脱げそうになりながらも走る。3周目には、《浄蓮の滝》でチェーントラブルによりストップ。苦戦し再スタートにかなりの時間がかかってしまった。1分以上も開いたまま再スタートとなるが全てAラインでないと勝ち目がない為に進も、《枯山水》でタイム短縮していたが前転で、再び縮まらず。
・・・。加速していく彼の走りは、群れを抜く猛馬の走り。キレのある走りは健在で尚且つ、攻めのある走りをアピールできた大会となった。

会場では、雨の中ブースへお越しいただきました皆様ありがとうございました。
展示物も雨の為にご覧いただけなくて残念ではありますが、またどこかの会場でポストカードなどプレゼントいたします。
応援ありがとうございました。
©️Kazutaka Inoue
©️Kazutaka Inoue
©️Kazutaka Inoue
©️Kazutaka Inoue
©️Kazutaka Inoue
©️Kazutaka Inoue
©️Kazutaka Inoue
©️Kazutaka Inoue
©️Kazutaka Inoue
©️Kazutaka Inoue
©️Kazutaka Inoue
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2022年11月6日日曜日

全日本MTB選手権修善寺大会へ向けて!

 


日本サイクルスポーツセンター

例年は連戦での参戦となっておりますが、全日本選手権大会にフォーカスして今週末に千葉公園で開催のエルミネーターとショートトラックはスキップ。来週末のシクロクロス野辺山もずっと参戦しておりましたが、マウンテンバイクに集中するために見送りとなりました。楽しみにしてくださる方々には申し訳ございませんが、11月20日にオリンピックコースで開催の全日本選手権大会に向けてチームから3名出走!準備を進めております。





U23女子には、松本璃奈選手が出走です!過去のプレ大会では日本人最高位を記録いたしました。2年連続のダウンヒルチャンピオンらしい下りの走りを披露してくれます☆





そして、U23エリートには松本一成選手が出走です。スピードスケートと自転車の2刀流である彼は、スピードスケートのトップシーズンで何とかこの全日本選手権のみスケジュールにこぎつけることができました。抜群の体幹を兼ね備えている彼の走りを間近でご覧いただきたいと思います。


最後にはエリート男子にマシュンこと松本駿選手が出走します。前回のMTBカップでは、怪我の回復と体調不良で彼らしい走りが出来ませんでしたが、十分な準備期間を利用して調整中です。




そして、土曜日のみですが世界の大舞台を経験したスーパーメカニックが登場しますので、会場お越しの方は覗きにいらしてください。

開催期間中は、NEWポストカードとNEWステッカーを準備して、お待ちしています!
その際は、Facebookページとインスタグラムのいいね!とフォローされたらプレゼントいたします。スマホなどご準備して、スペシャライズドテントを目印にブースにお越しくださいね!



2022年10月3日月曜日

全日本2連覇しました🥇

 2022/09/26に行われたダウンヒルの全日本選手権で二つ目のメダルを獲得しました。



簡単なレースレポートです。



今回の会場は今年オープンしたパルコール嬬恋スキーリゾートで開催されました。


レース一週間前にコースを確認とタイヤチェックをしに走りに行きました。

去年からバイクを新しくしてサイズもS2とS3ですごく迷いましたが、S2だとステムとハンドルが近く乗りづらかったのでS3をチョイス。29ホイールなのでクリアランスは最大でないとタイヤが回らないので若干バイクの方が大きいですが、なんでも乗りこなせる私にとっては全く気にならなかった。

しかし、車のヒッチのホイールベースが足りないという事件。サイズが大きい分車幅よりもはみ出してしまうというね😂



また、パルコールのゴンドラは私のバイクがギリギリ乗る感じで積み下ろしに頭を使いました。ゴンドラ止めて申し訳ないです🙇‍♀️



スペシャライズド様より発表されたばかりの「HILL BILLY」をホイールにはめ早速チェック。

ブロックがしっかりしているためウエットにも使える感じでした。また今回のコースはできたばっかりというのもあって笹藪の中を駆け抜けていくレイアウト。またコースが笹藪で見えないのでちょこちょこコースアウトしてしまう😅

空気圧は1.6barで攻めましたが、パンクしているのかなっていうぐらいしっかりグリップして今回のコースには最適なタイヤということを実感🙏



レースWeek。

金曜日に会場入りをしましたが、まさかのレースコースが走れない??せっかく来たのにというショックがありましたが、この日はレースコース以外のコースをライドして路面の感触を確認しました。

午後はコースウォークをしてライン確認をして終了。

一日中雨だったので体が冷えてしまいましたが、パルコールさんはチケットを購入すると施設内の温泉が無料ということだったので速攻で温泉行きました♨️


土曜日の朝方は雨が止まず…。レースコースを試走しに行きましたが、前日確認したライン通りに全く走れない😅コースは川になっていました😅

泥レースはすごく苦手ですが、なぜか今回のレースはすごく得意でした😅もしかしたら最近仕事で雨の日も走っているからかもしれないですが…。

3本試走しましたが、そのうちの一本チェーンデバイスからチェーンが落ちてしまった…。今まで外れたことがなかったので泥詰まりで落ちたのかなと思って直してタイムドセッションを迎える。


今回は一番手スタートでした。スタートして100m下ったところで「あれ?チェーンが外れてる」=工具がないと直せない。ってことでランニング大会に急遽変更になりました😂

シクロクロスとスケートをやっていた時代にランニングトレーニングをやっていたことがあったので得意ではあったが…自転車に乗りたかった🥲

Photo by Suzukiさん


ゴールした時は当日も外れたらどうしようという不安がありましたが、SCさんが応急処置をしていただきました🙏


レース当日。

前日直してもらったので試走で外れないかチェック。チェーンは外れなかったので一安心。コースは雨が止んで晴れてきたのでところどころ乾いて来て田んぼになり始めた。しかし、水溜りは怖い。突っ込んだらホイール半分埋まったし、攻めれるところ攻めたら2回転しました😂


予選。走る前にコースを見たらまたラインとコンディションが変わっていた。しかし、迷うことはなかった。自分が走れるライン探しながら走ればいいと思いスタートした。スタートして早々に転びかけました😅

シクロクロスをやっていたのでキャンバー走行は得意な方。シクロクロスの方がタイヤが細いので大変だった。

2位で予選を通過し、決勝に備える。


決勝。一応走る前にコース確認。さっきと同じライン行けば大丈夫だと思ってスタートラインに立ったが…。

スタートするまでアウトかインか頭でずっとグルグルしている。でも決めた。私は走ったことないところは行かないチャレンジしないと決め、スタートした。

コースギリギリを攻めすぎてコーステープがペダルに引っかかった。でもしゃべる余裕はあった。コース脇にいたスタッフに「すいません。コーステープ切っちゃった」という余裕があった。これはいける。最近はしゃべれる余裕があるといい結果がでるってことに気づいた。

Photo by Yさんの知り合いMasaさん



Photo by Hibikiさん

ロスした分取り返すぞーって勢いでペダリングしてゴール。


レース後に倒れたのは久しぶりかもしれない。あと1人待つのみ。全く起き上がれないし、アナウンスだけが頭の中に入ってくる。聞きたくないけど聞き入ってしまう。

「4分50秒見えてきた」

「5分」

「5分10秒」

「今ゴール」

「タイムは…」

「優勝は…」

自分の名前がアナウンスされた時涙が止まらなかった。

嬉しかった。ここ最近は1番に乗ることすら出来なかったし、まさかの苦手な泥レースで勝てるとは思ってもなかった。



機材サポートしてくださったスポンサー様、サポートしてくれたSCの皆さん、応援してくださった方々本当にありがとうございました。


引き継ぎ「Ride Mashun Specialized」家族チームの応援とサポートをよろしくお願いします🤲





2022年7月20日水曜日

ダウンヒルシリーズレースレポート

久しぶりとなってしまいましたが、レースレポートを書こうと思います。


①白馬岩岳

ゴンドラが混んでいたので3、4本しか試走できなかったが、得意なコース•レイアウトだったのですぐコースを覚えることができた。

そのうち2本はタイムを測り、タイムドセッションはトップと4秒差で2位でした。

決勝の日も同じく試走時間が少なく3本しか行けなかったが、その中でどこでタイムを上げるかを頭でイメージしてラインを走り決勝に挑んだ。

決勝は前日より4秒上げることができ、0.8秒差で2位でした。ドライコンディションで自分なりに攻めることが出来ました。


②富士見パノラマ

今回もリフトが混み合っていて1時間に一本のペースで試走しました。試走途中で救護を手伝ったりバタバタしていました。

天候も良くなくタイムドセッション前に雨が降ってしまい、コンディションがマッドに変わりうまくラインを見分けることが出来ず5位でした。

決勝の日も雨が降ったり止んだりとコンディションは変わらずマッドでした。マッドは上手く走ることが出来ず試走の時に苦戦の連発。結果は体に力が入りすぎて上手く走ることが出来ず完敗。


③アップかんなべ

前日は去年よりも日差しが出てないので涼しく、コンディションもドライでしたが、タイムドセッション前に少し雨が降りいい感じのコンディションでした。結果はトップと4秒差で2位。

決勝当日は前日よりも日差しが強く待ち時間がすごく暑かったです。晴れていたのでコースも乾き始め走りやすいコンディションでした。ドライタイヤかすごく迷いましたがマッドタイヤで挑みました。結果はトップと約3秒差で2位でした。今思えばもう少し攻めれたかなと思っています。


次戦はいよいよ全日本選手権。2連覇を狙いつつ全力で楽しみます!!


最近は女子ライダーが増えて、毎回大会会場で色んな話をすることができて楽しいです。みんなにもっと自転車の楽しさを広げていきたいです。


シマコさん毎回ベストショットありがとうございます😊

「Ride Mashun Specialized」家族チームの応援、サポートを引き継ぎよろしくお願いします。


松本璃奈

2022年7月12日火曜日

ニューウエアで登場!!

 

こんにちはマシュンです。シーズンが始まり、後半戦を迎えるわけですがワンピースのみだったチームジャージですが、折角ならと全日本に向けてウエイブワンさまと作成を進めていました。チャンピオンである証のゴールド。そして、ウクライナ侵攻もあり少し意識しながらも迷彩でピンクも入る配色に。
少し修正と追加しながら、長袖と半袖も微妙に変えています。ファッション的センスって、すごく微妙なだったりしますのでやっちまったなーって、思いましたが実際に着てみるとなかなかいい感じに。











ダートクリテで早速お披露目となりましたが、いかがでしょうね?久しぶりにイチドンは帰宅がてらに前夜に到着。イベント当日のみ久しぶりのMTBでしたが、ぶっちぎりのスタートダッシュを見せてくれました。

好評のお声もいただき、後半戦はこのジャージと前半のジャージとコラボレーションで活動して参りますね。応援よろしくお願いいたします。