一週間は早いですね。気がつけば月曜日で、アレレと言う事で既に今週末はマウンテンバイクのトップグレードの公式戦が始まる直前に慌ただしく足踏みしている、マシュンこと松本駿です。
さて、前回のスケール(リジット)とスパーク(フルサス)の違いについて書かせて頂きましたが、エライ反響でありがたい限りです。それに付け加える形で、他メーカーに無いスコットのカーボンの素材である、HMFとHMXについて述べたいと思います。
HMF(ハニカムカーボン)セカンドクラスのカーボンですが、実は誰もが扱いやすく、パワーの少ない(出せない)女性やファンライド的に楽しむ方向け、少しゆっくりめに走る方向けに適した素材になっています。と言うのも、通常のトップレーサーは、ガンガンバイクを踏み込み、フレームがタワム反動を利用して推進力を感じる事が、バイクの進みを感じる事が出来るのが走りの一番の醍醐味となります。そのシナリが大きいので、感じやすい素材になる訳です。
そして、HMX。これは簡単にしならず、思いきった力でやっとタワミ推進力へと変わってくれる素材です。さらに、HMFよりも軽くて単純に重量の差で進むのにこちらの素材を選ぶと言うのもありな訳ですね。ところが、このポイントに力を入れて走らせる事が出切る様になると恐ろしく進むバイクである事が、ここ最近僕なりの解釈で解ってきました。
パンクしてしまった程リアバックがシナリ、ポイントである箇所を探り当てると伸びシロがグーンと走り出すんで、面白い。MTBのトップクラスをキープするニノがあの走りなのが理解出来ます。
さらに、お手軽なアルミグレードもあるので選択権は、3種類。
最終的には、予算だとは思いますが、これを踏まえ悩んでくださいね!