2020年2月25日火曜日

ギリシャ遠征🇬🇷(Rina)

アジア選手権大会から直接ギリシャに移動しました。初めての1人遠征不安の気持ちの方が大きかったですが、日本の選手がいるという情報に少し安心しました。
アテネ空港に到着し、日本の選手みんなでサラミス島へ。途中フェリーに乗りました。

初めて乗りましたが、乗っている時間は5分ほどでした。あっという間でしたが、すごくワクワクしました。
宿泊の場所に移動。日本の選手みんなと違う場所だったが、宿のオーナーさんがいい人すぎて安心しました。
着いた時間が夕方だったので、急いで歩いて買い出しへ。スーパーは1,6キロ先だったので軽く運動と思いジョギングがてら行ってきた。この日はバイクを組み立てて終了。

次の日(2/8)。レース前日だったので、自走で会場へ。会場が山を越えて反対側だったので行くのに苦労しました。コースは、そんなに難しくはないがアップダウンが激しかった。

レース当日(2/9)。初めてサポートなしのレース。不安の気持ちの方が大きかったが、やるしかないと思い挑んだ。


↓レースレポート↓


日時:2020/2/9
大会名:Salamina epic MTB cup-XCO
会場:salamina,Greece

機材
バイク:SCOTT/スパークRC900
メインコンポーネント:シマノ/XTR
ホイール:DTSWISS1200
ハンドル・ステム・シートポスト:タイオガ
サドル:エルゴン/SM Sport Gel Women
グリップ:エルゴン
サスペンション:FOX RANCING SHOX/(F)32ステップキャス
トファクトリー29/100mmブースト (65psl)コンプレッショ
ン-8
タイヤ:MAXXIS/F:アスペン、R:アスペン
ヘルメット:OGK KABUTO/ゼナード
ウェア:wave one/TEAM SCOTT japan デザイン
シューズ:SCOTT

去年アジアチャンピオンで獲得したポイントがなくなってしまい、ポイントをとるために4戦レースが続けてあるギリシャにきた。

スタートは3列目。

ヨーロッパから近いというのもあってメンバーが揃っていた。スタートから200mはふらっとでそこから左に曲がり緩やかな長い登りに差し掛かる。真ん中ぐらいの順位を保ちつつ、前にいる選手を追っていく。久しぶりの集団レース展開で、自分のペースが相手のペースにならないよう注意する。今回はフィードにサポートがいないのでボトルはフルに入れて走った。バイクは重くなってしまうが、ボトルの水が切れてしまう方がもっとロスタイムになってしまうと思い今回はそうした。一周4,6キロのコースを6周。後半になるにつれて徐々にきつくなっていたが、得意な登りで攻めていき1人ずつ前を捕まえていった。
ラスト一周は順位は変動せず15位でゴール。



次のレースは2日後。初めてのステージレース。そしてお父さんがサポートに来てくれる!←これが嬉しい!次のレースまでは、リカバリーライドとコース試走を行いました。

ステージレーススタート。4日間のレースが幕を開けました。初めてのステージレースなので、ワクワクドキドキ。


↓レースレポート↓


日時:2020/2/11〜2/14
大会名:Salamina epic MTB cup-stage  race
会場:salamina,Greece

機材
バイク:SCOTT/スパークRC900
メインコンポーネント:シマノ/XTR
ホイール:DTSWISS1200
ハンドル・ステム・シートポスト:タイオガ
サドル:エルゴン/SM Sport Gel Women
グリップ:エルゴン
サスペンション:FOX RANCING SHOX/(F)32ステップキャス
トファクトリー29/100mmブースト (65psl)コンプレッショ
ン-8
タイヤ:MAXXIS/F:アスペン、R:アスペン
ヘルメット:OGK KABUTO/ゼナード
ウェア:wave one/TEAM SCOTT japan デザイン
シューズ:SCOTT

1日目XCT。10キロのタイムトライアル。コースは途中ギアが足りなくなるほど斜度がきつい箇所がありどれだけ粘れるかが勝負だった。
前の選手がスタートしてから1分後にスタート。中盤で50m前後まで前の選手と差が縮まったが下りで転倒。サドルが90度曲がってしまい、直すのにロスタイム。急いで直して前を追いかけるが全く見えない。1人抜かして後ろから追ってきた選手に抜かされる。最後は全力ダッシュ。
結果は18位。転倒したのが一番タイムに響いてしまった。

2日目XCC。2、5キロを30分間走る。去年からワールドカップの競技で行われている。
これまたコースが単純でスタートは150mフラットで左コーナーズトーンと登って下る。
この登りが長い。スタートコールは前日の順位。なので3列目スタート。スタートはうまく決まらず後ろから追い上げる形となった。
最初は一つの集団だったが、登りで一気にばらけた。
一周ごとに順位を上げていき、最後には12位まで上がった。

3日目XCP。26キロのコースを一周。パレード走行から始まり解除された瞬間からスプリントダッシュ。一番最初の登りが今回のレースで一番斜度がきつく、上に着く頃にはペダリングが止まりそうだった。
この時あまり展開が読めていなくて自分のペースで走った。少し前に選手が見えていたので追う。下りのテクニックがあまりないので下りで離されてしまうが登りで挽回した。
中間を過ぎてから徐々に前後が見えなくなっていき単独状態に。しかし、それから順位が変わることなくそのままゴール。
結果は20位。最初の登りの順位がそのまま結果となってしまった。

4日目XCM。初めての66キロマラソン。16キロと25キロ×2lap。
前日と同じ失敗をしないように、パレード走行から男子のすぐ後ろをキープ。そして最初の登りを頑張りTop10前後。
しかし、第一フィードまでの砂利のがれたところでフロントがパンク。フィードまで2,300mぐらいだったのでそのままフィードまでダッシュ。その間に抜かされてしまい22位まで順位を落とした。
しかし、そこから巻き返しをして前の5人集団に追いつくが下りで離されてしまいまた単独。長距離を走っているので、パワージェルを40分に一回のペースで飲み空腹を抑えた。
そして2周目へ。登りでまたパックに追いつき一気にペースを上げ逃げ切った。。弟が教えてくれたことを信じて。そこで3人抜かすことができ、またさらに1人追いつき抜かした。
そこからは我慢し続け18位でゴールした。

今回のレースは試走を行く時間がなくポイントポイントでしか見ることができませんでしたが、お父さんがGoProを持って下見しに行ってくれたのである程度コース状況が把握できた状態でレースに挑むことができました。結果総合で18位でした。初めてのステージレースでしたが、楽しさ半分キツさ半分でした。XCTの時に転倒したのと蜂に刺され右腕がパンパンに腫れて散々な思いをしましたが、自分の走りが戻ってきているという実感をすることができました。



次のレースは2日後。2回目のステージレース。同じ失敗をしないように。もっといい結果になるようにリカバリーして次のレースに挑みました。


レース会場までの峠に何本かトレイルを見つけてテクニック練習。手作りキャニオンやドロップがたくさんありました。

ステージレース2回目がスタート。今回はサポートで小林知洋さんがきてくださりました。フィードは2人体制になり準備満タンです。


↓レースレポート↓


日時:2020/2/17〜2/20
大会名:Salamina epic MTB cup-stage  race
会場:salamina,Greece

機材
バイク:SCOTT/スパークRC900
メインコンポーネント:シマノ/XTR
ホイール:DTSWISS1200
ハンドル・ステム・シートポスト:タイオガ
サドル:エルゴン/SM Sport Gel Women
グリップ:エルゴン
サスペンション:FOX RANCING SHOX/(F)32ステップキャス
トファクトリー29/100mmブースト (65psl)コンプレッショ
ン-8
タイヤ:MAXXIS/F:アスペン、R:アスペン
ヘルメット:OGK KABUTO/ゼナード
ウェア:wave one/TEAM SCOTT japan デザイン
シューズ:SCOTT

1日目XCT。前回と全く同じコースで行われた。
最初から全力疾走。前回のタイムを更新するためにもがき続けた。前回転倒した場所は慎重にいき、1分前にスタートした前の選手を追いかける。
中盤あたりで前の選手を抜かして、さらに前の選手を追いかける。後半あたりでもう1人抜かして最後は全力ダッシュ。結果13位でした。そして前回より1分タイムを更新ってあれ。1分しか更新されませんでした…。

2日目XCC。スタートがうまく決まりトップ集団の後ろ。
Photo by Kobayashiさん
必死に追いかけるがトップもスピードが上がっているので追いつきそうで追いつかない。中盤までその展開が続きラスト2周。トップ集団のペースが一気に落ちて後少しで追いつくって時にアタックが始まってしまい追いつけず。ラスト一周は粘るのみ。前に選手が見えているが追いつきそうで追いつかない。そしてそのまま12位でゴール。

3日目XCM。前回パレード走行の距離を合わせたら75キロ走っていた。XCPとXCMのスタート場所は同じだがパレード走行の距離はマラソンの方が長い。しかも、長距離に限って最初の登りがキツすぎる。スタートして早々パレード走行は空きを見せた瞬間に割り込んでいきスタート地点にはほぼ前列まで行くことができた。パレード走行解除と共にスタートダッシュ。パレード走行で前にいたおかげでトップ5の位置までは行くことができるが、頂上までに10位ぐらいまで落ちてしまう。
Photo by Kobayashiさん
しかし、これは計算済み。みんなよりも遅い分最初の登りに一番に辿り着くこと。そして長いレースが始まった。
今回のコースの特徴といえば登ったら山頂までって感じだ。自分はそこまでの登りを頑張り、下りは慎重に行った。最初のフィードである程度順位が決まってしまうので、あとは粘るのみ。一周目の後半で3人に抜かされてしまった。2周目はほとんど単独。
途中ジェルが足りなくなり小腹が空く。最後のフィードでなんとかジェルをゲット。最後の力を振り絞ってゴール。結果16位でした。

4日目XCP。マラソンが終わった瞬間からどっと疲れが出始め明日もレースか…とか思っていましたがレース当日になるとやる気しか出てこない。不思議だ。
昨日と同じ作戦でパレード走行と最初の登りをクリア。
Photo by Kobayashiさん
しかし、第一フィードまでの砂利の下りで転倒。順位は変わらなかったがパックで走っていたのに離れてしまった。
しかし、そこから巻き返し。お父さんがくれた魔法の言葉を信じてひたすら踏んだ。そしたら、前の選手にどんどん追いついていき1人抜かしてまた1人抜かした。何故か前日よりもジェルをたくさん渡してくるお父さんのおかげでポッケがパンパン。
最後のフィードで全てのジェルを捨てて最後まで全力で粘った。結果12位でした。

前回よりも自分の走りの感覚が戻ってきてベストに近い走りができました。そして前回よりも総合順位を上げることができ14位。もう少しで一桁なんですがその少しがなかなか難しい。そして、今回のステージレースでお父さんとサポートで来てくださった小林さんとお別れ。
最終レースは2日後。サポートなしだけど、一番いい順位で帰りたい!


2日間のリカバリーをして最終レース。


↓レースレポート↓


日時:2020/2/17〜2/20
大会名:Salamina epic MTB cup-stage  race
会場:salamina,Greece

機材
バイク:SCOTT/スパークRC900
メインコンポーネント:シマノ/XTR
ホイール:DTSWISS1200
ハンドル・ステム・シートポスト:タイオガ
サドル:エルゴン/SM Sport Gel Women
グリップ:エルゴン
サスペンション:FOX RANCING SHOX/(F)32ステップキャス
トファクトリー29/100mmブースト (65psl)コンプレッショ
ン-8
タイヤ:MAXXIS/F:アスペン、R:アスペン
ヘルメット:OGK KABUTO/ゼナード
ウェア:wave one/TEAM SCOTT japan デザイン
シューズ:SCOTT


10時30分スタートが9時30分変更され、周回数も6周から5周に変更。
スタートは三列目。ジュニア男女がスタートして2分後のスタートだった。スタートからトップ集団に追いていき、トップ10をキープ。最初の登りから踏んでいきシングルで抜かすときもやや強引に抜いていった。一周目の後半で第二パックになってしまったが、まだいけると思いうまくパックで回して行った。2周目の前半は自分が先頭を引っ張り、中盤は別の選手が引っ張ってくれた。後半にまた別の選手がアッタクして来て一気に集団がばらけた。数メートル先にいる選手を追っかける形で3、4周目を走った。ラスト一周は必死に粘り続け8位でゴールしました。


今回のレースは、この大会の中で一番いい走りができました。最初のレースからこの走りができれば良かったと後悔しています。同じ後悔をしないように次のレースに挑みます。


応援、サポートしてくださった皆さんありがとうございました。

TEAM SCOTT JAPAN RINA MATSUMOTO