2020年11月30日月曜日

全日本シクロクロス選手権大会参戦と2020シーズン終了!

©️Fabtroni+camera


こんばんはチームスコット、マシュンこと松本駿です。

全日本シクロクロス選手権大会が11月29日に長野県飯山市にて開催されチームスコットからは3名が参戦してきました。

金曜日までは晴れていた会場ですが、夜からは冬型の低気圧がやってきて土曜日は完全に雨。現地へは昼に到着。同県内の長野市までは雨が降っていなかったのに、会場は小雨が降るしきる天候。支度をして試走時間後半になる頃には雨は止んでいました。午前中レースが開催していたこともありハイパーマッドで、海外のレースであるような難しいコースレイアウトに高感度しか持てないくらい楽しみに試走をして、レースに備えラインの相談をしながら終了。


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U23のレースには、松本一成選手が出走。スピードスケートのシーズンが始まってるために合間のスケジュールに組み込んだ形に。今季初シクロクロスレースということもあって、スタートはほぼ最後尾の年齢が上がり初U23クラスの挑戦となります。に。昨年試しに使って気に入っていたので、今年はチャレンジのチューブラーをサポートしていただき機材も申し分無い。スタートダッシュもそれほど加速し無くともあっという間に4番手に出ることができましたが、落車とフロントチェーンリングに運悪くチェンジャム。立ち止まって直している間にトップは遥か半周先に行ってしまってました。復帰してからは怒涛の猛追走開始!

©️Fabtroni+camera
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ピット大波乱の洗車機持ち込みが、御機嫌ナナメのオフィシャル洗車機並びなどをメイクしながら何とかバイク3台をローテーションさせ、サポートスタッフも戦場に。

1周回もしくは、半周でバイク交換をさせレースは進行。5名づつパスしてスピードは先頭と変わらない形で進めて、順位は確実にジャンプアップ。最終ラップでは、3位に迫る勢いでしたがクラス最速ラップを刻み、エリートのリザルトでも10位以内というタイム。結果的に4位でゴールとなりました。チャンピオンはお預けとなりましたが、来年度への期待が高まります!






そして、エリート男子には松本駿が出走しました。今シーズンはレース出走も少なかったのでポイントが少なくてもちろんポイントも少なかったため遥か後方からのスタートに。

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スタートからは第1コーナーでの落車が一番のダメージ。前回のマキノを沸騰するそんなレースが頭をよぎりました。それでも、ピットには4台も準備で待ち構えるのでスマートに周回を重ねてタイムアップ。リズムをつかめた2周回。3周回目を重ねたところでタイムアップとなり22位でレースを終えました。
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そして、松本璃奈選手がエリート女子ディフェンディングチャンピオンとして出走です!
彼女はこの全日本選手権で選手活動休止という節目の大会。
チームとしても未来の期待の女子選手としてもありましたが、彼女なりの決断です。

どう勝負に出るかが見物です。

ゼッケンは一番で一番左からのスタート。ホールショットを決めることが出来、レースは始まりました。スイス滞在時にMTB留学で一緒だった小林選手が先に出ると同世代の選手でぐんぐん後続を離していきます!璃奈選手は昨年度の様な登坂の力強い加速は無いものの、テクニックで半周までは2位をキープ。チャンピオンらしい走りと流れのあるスムーズな走りで、スピードを上げて行きます。
©️Fabtroni+camera
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少し順位を下げますが、得意の泥レースを味方に体力こそ自身の昨年に及ばない走りですが、6位から5位でジャンプアップしてチャンピオンらしいテクニックでした。
©️Fabtroni+camera

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2019アジアMTB選手権U23チャンピオン
2019全日本MTBU23チャンピオン
2019MTBシリーズチャンピオン
2018−2019年全日本シクロクロスチャンピオン
オリンピックプレ大会では、日本人女子最高位!
と輝かしいタイトルを勝ち取る事が出来ました!ファンの皆様ありがとうございました!



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2020年11月11日水曜日

3度目の全日本チャンピオン獲得

©︎Satoru Yamashita

 全日本選手権大会でジュニアクラス優勝しました。ユースクラスからジュニアクラス合わせて、3年連続全日本チャンピオンになる事が出来ました!インタビュー形式でお伝えいたします。


Q:先ずは連覇おめでとうございます!貫禄が出てきた様にも見受けられますが、全日本選手権大会自体は、どの様な位置付けの大会でしたか?

A:ありがとうござます!本来なら世界選手権で日本チャンピオンになって当たり前の大会だったのですが、それでも嬉しいです。


Q:前日までのコンディションは?

A:体調は万全でいました。しかし、先月の1ヶ月間はスピードスケートの長野県合宿があったので、自転車の練習は一切していませんでした。とても不安だったけれど2日前の僅かながらの練習で感覚は少しだけ取り戻すことが出来た。


Q:バイクセッテイングで気にした事は?

A:サドルの高さが高い気がしたので下げて、タイヤ選択は試走した選手から聞き入れた情報を元になるべく進みが軽いタイヤにしたかった。リーコンレース2.25を選択に結果的にもレースには間違いはなかった。


Q:当日のレース前の気持ちは?

A:特に特別な事は考える事はなく、何時もよりも寒い気温だったので厚着をして準備を。ローラーも長めの時間少し重めのギアで、回すイメージで備えていた。


Q:スタート前の心境は?

A:ギアのトラブル(ホイールチェンジしたために変速が決まらない状態だった。)があったので、その状態でピットに入らずにどれだけ早く走れるかだけを考えていた。


Qレース前半(1周目)

Aスタートからしっかり前に出て、トラブルでピットに入っていい様に常に前に位置を保つ。走り慣れたコースだったからこそ、ラインを見極めて足を緩めない様に足を回し踏みまくっていた。

Q:中盤(2周目)

Aギアが入らないことがわかったので、重めのギアでキープして後ろの選手に差を詰められないい様にしてリードしたが、ラインをミスってしまい前転。その結果後ろとの差がつまり、再びミスを連発してしまい後ろとは5秒まで詰め寄られた。

Q後半(3周目)

Aラストラップは確実なギアを選択して、後ろとの距離を確実に離す作戦に。後ろとは離れ始めさらに勝利を確実にするために踏んで、一位でゴールした。

Qゴール後に改めて思う事は?

トラブルがあったが勝つ事が出来て一安心した。全日本チャンピオンとしての3連覇。ホームコースで勝てた事の喜びを噛み締めた。ここで勝てて満足するのではなく、来年度のU23の世界選手権で上位を目指せる様に気を抜かずに練習を頑張って取り組みたい。


ファンの皆様へ

たくさんの応援ありがとうございました。応援のおかげでトラブルがあってもしっかりと勝つ事が出来ました。これからもっと走れる様になるので、応援をよろしくお願いします。




2020年11月5日木曜日

UCI-3 湯船国際CJ-Uレースリポート(平林安里)

名:UCI-3 湯船国際CJ-U 

開催地:京都府和束町 

開催日:9月26~27日 カテゴリー:エリート リザルト:XCC 2位 XCO 3位 

天候:晴れ 気温:レース時21℃/14時00分スタート 

路面:日当たり/ドライ  

バイク:SCOTT SCALE RC 900 World Cup 

コンポーネント:SRAM XX1 AXS 

シートポスト: ROCKSHOX REVERB AXS 

ショック:ROCKSHOX SID 

タイヤ:MAXXIS ASPEN 2.25✕29 エア圧1.5bar 


再来年ワールドマスターズが開催される京都府和束町。コース作りにも気合の跡がみられ、テクニカルなヒルクライム、小さなジャンプが連続するダウンヒル、リズムの良い バームなど盛りだくさんの素敵なコースが出来上がっていました。根っこは多いが岩盤質 ではなく締まったソイル状態だったので、使用するタイヤは面圧で路面を捉える MAXXIS ASPENを選択。エア圧は少し落とし気味の1.5bar。狙い通り上りで力強い登坂 力を発揮した。 バイクは翌週の全日本富士見を見据え、ハードテールのSCALE RC900 WORLD CUP。 細かなセクションが連続する湯船のコースでリズム良く素早いハンドリングをしてくれま す。 


XCC(ショートクロスカントリー) 

クロスカントリーコースの前半部を使った約1.2kmのショートコースを4周、約20分の レース時間で、翌日のクロスカントリーレース本戦のスタートグリッドを競うショートク ロスカントリー。 前回下関大会同様2列めからのスタート。前列の選手について3~4番手でシングルト ラックに入る。追い込みすぎず一定のリズムで走りきり2位に。オーバーテイクしにくいコースレイアウトなのでスタート順フロントローの獲得は嬉しいです。





XCO(クロスカントリーオリンピック) 昨日のXCCの成績により、真ん中右寄りのグリッドを選択。ここ最近より高い集中力が 求められるENSやダウンヒルのスタート経験値を積むことができたので、今回のクロスカ ントリーでは落ち着いた気持ちでスタートを切れました。 



1周目から4人の先頭パックに入れたので、一定のリズムを刻み淡々と走ることに集中。 予想より高いスピードを持続して走ることができ、久々の3位表彰台を獲得。UCIポイン トも獲れて良かったです。



 Coupe du Japon チームランキングでTEAM SCOTTがシリーズ優勝を獲得!

 チーム監督SHUNさんはじめ、ISSEIくん、 RINAちゃん、みんなの頑張りに、最終戦で ちょっとだけ貢献できたかと思います。 次回は11月富士見パノラマリゾートで行われる 全日本マウンテンバイク選手権です。準地元のようなコースですので、しっかりと準備をして臨み たいと思います。



 

2020年10月26日月曜日

JCX開幕戦へ参戦

©︎FABtroni+camera

こんばんは。チームスコットマシュンです。週末は国内のシクロクロス開幕戦参戦の為、茨城県取手市へと行ってきました。最近の信州は寒くて、一桁を記録することもしばしば。関東は暖かいであろうと思いましたが、予想外に暑いくらい。今回の会場へは当日入りでしたので、朝一の試走時間に合わせて会場入り。朝露で濡れた試走は滑りましたが、昼の試走ではほぼドライコンディション。全て予想していた通りとなり、レースを迎えました。


©︎FABtroni+camera

先ずは松本璃奈選手が女子エリートに出走です。前日のコンディショニングではいい感じのフィーリングであることを好感触に試走でもいい感じであると。
チャンピオンらしいコールとホールショットを決めるとグイグイと力強いペダリングで後続を引き離すと15秒ほどリードを保ったままレースを展開。
©︎FABtroni+camera

最近には無かった快調な走りで会場を湧かせていました!

©︎FABtroni+camera

ベテランである唐見選手にロングストレートで追いつかれてしまい、連続するコーナーで何とか食らいついていきました。

©︎FABtroni+camera

中盤になると暑さと疲労からやってきたのか?両足が攣ってしまい完全ストップ。珍しいパターンですが、全開で走って攻めた走りですから、当然身体に来ます。しばらく誤魔化して走っていましたが、集中できずストップ。次回のレースにリベンジする決意表明をしてくれました。



©︎FABtroni+camera

そして、僕マシュンこと、松本駿選手は21番コールで3列目スタート。揉まれる様な乱闘スタートから始まって30位から25位の列車でアタック合戦しながら、ジャンプで低圧すぎてエア漏れに。

結果32位でしたが、苦手意識だった小貝川コースを何とか走り終えることができました。


次回はしばらく空いて、地元富士見パノラマにてマウンテンバイクの全日本選手権大会となります。応援よろしくお願いします。

 

2020年10月14日水曜日

信州シクロクロス白樺湖

 

©️Miki Oumori
チームスコットのマシュンです。マウンテンバイクシーズンがまだシーズン終わらずにいますが、シクロクロスシーズンが開幕となりました。

ここで、ざっくりとMTBとCXの違いについて説明を。シクロクロスとマウンテンバイクは同じオフロードでも、色々違っています。まずは機材でタイヤの太さ・ハンドルのスタイル・サスペンションの有無・バイクの重量。レースには、マウンテンバイクならコース幅が狭く岩がありジャンプがありと競技時間も1時間半から1時間45分。フィード(ピットエリア)ではドリンクと車輪などの部品機材交換ができるが、基本的にバイク交換ができない。

一方のシクロクロスでは、シケインありの担ぎと初めの2周で周回数が決まり、競技時間は男子で60分女子40分。ピットではバイク交換がある。ピットクルーも意地になってどれだけ選手をスムーズに送り出すか??ってことがあるので、会場では一体感があります。ドリンクが欲しい場合はバイクに取り付けたままならOKなので、バイクごと渡す感じになる。

とまーざっくりとですが、詳しくは競技ルールブックやググってみてください。



さて、そんな開幕戦トップバッターは松本璃奈選手。日本チャンピオンジャージとゼッケンは1。今回はテストレースとして、徐々に上げてゆく感じです。C2と同時混走で、女子が前で男子が後ろと並びます。


スタート後は3位から始まり、周囲の状況を見ながら走行。

ピットでギアチェンジ!交換。

ローター緩み!交換。

と、連続して入ってきましたが、その後の2周は集中して30秒ほどペースは上がり、2位に上がり追い込んで走ることができた様子。全日本CX選手権まで仕上げていきますので、応援お願いします。


       ©︎Miki Oumori

そして、僕。松本駿は、最前列にも関わらず埋もれて行く形で9位から始まり。泥しぶきと転倒するライダーや、走行ラインも様々あって霧も手伝って視界は見えづらい過酷な状況。2周目には、泥に苦戦するライダーをパスして4位まで浮上!



©︎Miki Oumori

調子が上がる一方で、持病の古傷で手が痺れてきてブレーキコントロールが効かせづらいが、まーかけなきゃ良いので極力手をハンドルから離さないようにするだけで精一杯。山本幸平始め、小坂選手、丸山選手、兼子選手と例年ではこの選手に続くので、自分でもびっくりの3位でした。前半は他の選手がペースを早く刻んでいましたが、泥と高地という利点と得意コースである利点からラスト2周までには5位。淡々と刻むラップタイムでラスト3周回までに3位。前後の選手はパンクだったり、変速トラブルだったりと前後入れ替わりがあり面白くなる状況。最終的には2位の選手に迫る勢いで15秒から20秒を縮められずにゴールすることができました。




最後は松本一成ですが、群馬サイクルスポーツセンターで行われたJBCFジュニアユースチャンピオンシップというロードレースに参戦。前回のリベンジで強かった選手をマークしながら先頭集団で形成。今回はMTBレースでは馴染みの中島選手(写真中央)と一緒に展開し、オーバーペースで2周でドロップダウン。集団で再びチャンスを伺い3周を休憩周に。2名で再び3周を第2集団で2周回って足が攣ってしまい、ラスト一周を残し終了しました。いい経験となりました。


今週末の10月18日は松本璃奈選手と平林安里選手は、富士見パノラマで開催のENSへエントリー。松本一成選手はスピードスケートで距離別選手権に出場です。
来週末の10月25日は、松本璃奈選手と松本駿選手がJCX小貝川へ参戦します。
応援よろしくお願いします!




2020年9月29日火曜日

CJミサカインターナショナル参戦

 

©︎sumpu

こんばんは。マシュンです。先週末は山口県下関市にて開催の国内シリーズが開催されました。会場は九州からも近い本州の最南端。機材の多いので車での移動久しぶりに870kmドライブ。金曜日に現地入りで行って来ましたが、通り雨により滑りやすいコンディション。結局は日曜日まで雨が降る事はなくて、路面は乾いていました。


初日はエリート男女のみ24名の選ばれた選手のみが出場できるXCC(クロスカントリーショートトラック)が開催。先頭8名が翌日のクロスカントリーの一列目のシード権を得られ、わずかながらポイントも獲得できるというルール。女子はポイントのみ獲得できるという形で、松本璃奈選手が出走。招集には他に川口選手と2名のみという形だったが、少ないと言う理由で男子の後ろから同時出走というハイスピードを体験できると言う特権付。2名の選手は大喜びでスタートに再招集となったが、順位は予想通りの2位で終えた。
続く男子は平林安里選手、松本駿選手が出走。先頭で平林が積極展開し、ゴールスプリントで見事に2位を獲得!松本はスタートの渦に飲まれ、後半は淡々と進む形で13位に沈んだ。

  ©︎sumpu

翌日は晴れ間が出始めるが、風も強めなのでそれほど暑くは感じない。
エリート女子もほぼフルメンバーに。松本璃奈選手が出走で、スタートは牽制する2名を横目に前に出る。その後は淡々とレースを進めて、5位に。

 ©︎sumpu


エリート男子からは平林安里選手と松本駿選手。3分後からは、ジュニアクラスに松本一成選手が出走となった。出始めから積極的に平林安里選手が出て展開するも、サドルの違和感でフィードストップ。5周目にはパンクによる遅れでレースを26位で終える。続く松本駿選手はスタートもいい位置取りで、10位パックの後方に構えてラスト周回あと20秒足りずにラップアウトの10位。


©︎sumpu


最後はジュニアクラスの松本一成選手は、最初から集団で走り前の選手がミスというところから始まり、リズムが乗る事ができずに30秒からラスト15秒で時間切れの2位に。

                  ©︎sumpu

各選手それぞれ全日本選手権に向けて調整してしてまいります!

引き続き応援よろしくお願いします!! 

 

2020年8月27日木曜日

JBCF群馬CSC交流戦Day2参戦

©️信州ふぉとふぉと館


チームスコットマシュンです。先日の日曜日は、スネルシクロクロスチームとして群馬CSC交流戦Day2に2回目のロードレースに松本一成選手が参戦してきました。前回はE3クラス参戦でしたが、同年齢カテゴリーのYクラスです。マスドスタート方式で一周を終えて、正式なレースがスタート。

©️信州ふぉとふぉと館


今回は距離も長くて、周回は12周ということで、僕はサインボードを出しながらサポートに徹してました。選手を全く知らなかった事もあって、早々に飛び出た3人が40秒のリードが。早々に差が広がった感じで前を追うように指示をするも、同チームの選手がペースをコントロールして、集団のペースが上がらずにもどかしい形に。

©️信州ふぉとふぉと館


ペースを上げるでも無い選手が前にいたり、コーナーで遅いからインベタでコーナーを走れば罵声を浴びせられる始末・・・。

ペースを上げたくともペースを上げない選手だらけで、もどかしくも集団とトップ3名の差は1分10秒まで広がりました。残り4周。先頭3名が2名となり、ラスト3周では2名もバラバラに。一気に追いつくチャンスがあって、ペースをあげて行こうにも再びペースがコントロールされる。ロードを走るにはもちろん集団で走ることは大事ですが、一歩前を追う。あまりにも自信がない選手が多くて、見ている方も残念で仕方ありませんでした。

結果的には集団の先頭を引くだけで脚を使うだけ使い残り一周手前で終了してしまいました。

先頭のペースで出ていれば、ということだけが悔やまれますがそれは次回へのお楽しみという事で!次なるチャンスへとつなげたいと思います。応援ありがとうございました。

2020年7月26日日曜日

東日本ロードクラシックレースリポート(松本一成)

東日本ロードクラシックレースリポート



期日:7月25日(土) 場所:群馬県群馬サイクルスポーツセンター

天候:雨
機材
バイク:スコット/アディクト  ホイール:DTスイス/ERC1100
タイヤ:マキシス/ハイロード/700x28c     
ヘルメット:OGKカブト/エアロR1CV/G1イエロー
サポート:BIKE SHOP SNEL

結果:E3/優勝



初のロードレースにチャレンジしてきました。特に大事なのはギア設定があること。ジュニアギアと言う設定もあったので、他のライダーにも聞きながら準備をしました。
試走からレースの前半をスネルチームの先輩方と走りながら指導を受けて、6名のチーム員に支えられながら集団で様子を見ながら走りました。雨の為に路面が滑りやすい事ともあり、タイヤの空気圧は低めの6BARに設定。

中間位置を走りながら下りではギアが足りなくなることの繰り返し。下りは前の選手に引っ張ってもらいながら、コーナーではイン切りして最短ルートで攻めまくる。

半分の周回になる頃には第1集団から途切れて第2集団になる位置で、監督の指示により先頭集団に付くことにした。


周回を間違えてしまい、足をだいぶ使ってしまっていました。スタートのジャンを聞き、既に脚は終わっていました。
スタート後の下りでチームメイトの小林選手が、脚を休めろ!との言葉を残して、集団のペースをコントロールしてくれた。


脚が回復する頃には、心臓破りの坂で揮をかけるアタックが始まった。ペースを上げて飛び出る選手の後ろに付き、最後のゴール手前の300メーター付近ではさらに最終的なアタックが始まった。集団の前の方で構えつつゴールの瞬間に備える。70%のパワーで集団の風に乗りつつ、最後全力の100%でアタック!
ゴールは決まった。





MTBと違って、チームで走ることの大切さを学んだ。1人では勝つ事のできなかっただけに、今までに無かった感じでレースで駆け引きの楽しさを知りました。相手がどんな走りをするのか未知数なのかと知った選手では違うし、またレースに挑戦したいと思います。
応援ありがとうございました。



TEAM SCOTT 松本一成



写真:井上和隆様