2021年12月15日水曜日

全日本シクロクロス選手権ありがとうございました!

 こんにちはマシュンです。先日は茨城県土浦市りんりんポート土浦にて、シクロクロスの全日本選手権が開催のため、参戦してまいりました。コースは本場ヨーロッパで体験したトラック競技場からアスファルトと土手キャンバー返し、小高いコブを単調に上り下りするのではない、スキルのいるコース。フラット基調ながらも所々でテクニックが必要とするところで、霜と数日前の雨による影響でコーナーは芝が剥がれて適度に泥セクションとなり、面白みのあるレイアウトだった。

今回は、U23に松本一成選手。エリート女子に松本璃奈選手。エリート男子に松本駿選手と3名の出走でした。





U23に出場の松本一成選手のレースがスタート。
実は同週末スケジュールで北海道釧路で開催の全日本ジュニアスピード選手権大会のも出場していて、2日間試合をこなし、両日共に3位で来月中旬からはオーストリア/インスブルグに世界ジュニアワールドカップと選手権大会参加の代表枠をかけた大事な大会で3年越しで夢を掴み取ってもいた。
そんなスケジュールを押し切って、北海道より土浦に土曜の日付が変わる頃にホテルに到着。朝の試走をこなして、3週間ぶりの自転車。ローラーで少しだけ確認すると普段どおりのランニングでアップをこなしてレースへ。
昨年度のランキング反映と野辺山で獲得のUCIポイントもあり3番コール。センターを位置取り、チャンピオンを狙いスタートさせた。前半から誰が勝ってもわからない年齢。

ポジション取りも攻めのポジション取りで観衆を沸かせる!ディフェンディングチャンピオンの鈴木選手とコントロールしながら、連戦の疲れすら見せずに爆発的なパワーを見せつけた。コーナーでパワーが有りすぎてスリップダウン。リカバリーを効かせながら遅れを取り戻して走っていきます。
中盤戦は、先頭パックから少し離れて4位グループを形成。泥のセクションでグループの先頭を走るライダーがミスしてブロックされ大きくタイムロス。そして、サドルが動いてしまったので一度ピットイン。スペアバイクは大きく違うために、リズムを整えることが難しかったそうですが、ピットクルーも半周でリカバリーさせ大きな影響はなく送り出し。スピードのリズムはかなりの上限動で、周囲とのパワーバランスが悪く協力してペースアップすることに苦戦。ここで先頭からは大きく遅れてしまいました。


終盤はアジア戦でも一緒だった中島選手とテンポ良くペースアップ。一時期は後ろともドッキングしそうでしたが、公を制して抜け出るように8位でゴール。表彰台には届きませんでしたが、自分の存在感とパワーを見せることが出来たステップアップする大会となりました。

次のレースは女子エリートに松本璃奈選手が最前列なら中央が有利なのになぜかど真ん中が空いていたので並んだと言う。ラッキーなポジョションからスタート。2度制した事もあり、経験値はありますね(笑)
ベルギーやデンマークのレースを経験しただけに思い出させるレイアウトだったと。ポイントとなる場所のセクション練習は誰よりもしていて、土手のキャンバーセクションは3名のライダーしか行けなかった内の一人であった。ちなみにレース中もラスト一周のみ足付きだったということでした。

レース序盤は5位で進み、テクニックセクションは元チャンピオンらしい走りをしていました。中盤に前輪がパンクしていた?様に思い、とっさにピットイン。半周後に、洗車対応出来ていないのに入ってきてしまい、大きくタイムロス。(ルール上ピットに入った場合は、バイク交換や機材交換が必須の為、スルーを緩めると言う行為をして再スタート。)
後半は、そのままペースをキープして8位でゴールでした。



最後はエリート男子から松本駿選手が出走。32番コールだったので、ギリギリ4列目の空いているど真ん中へ。大舞台での気合い負けで、出遅れるようにスタートでは埋もれて始まった前半。そこから、巻き返して30番台をキープしそうになった時に、土手のキャンバーを旋回しすぎてコーステープに絡まって転倒。再びレースは振り出しになりそうだった中盤。
前に遠慮なく突き進む感じと攻めの走りをしてペースアップして、38位までラスト3周。色んなラインでキャンバーを攻めるも、行きたいラインで攻めれずオールクリアとまでは行かなかった。そして、80%ゲートでラスト一周に入れず・・・。35位でゴールとなった。


シクロクロスレースは、機材交換と共にピットクルーも一丸となる競技。どんなスポーツでも、コーチ、トレーナー、メカニック、とスタッフもそれぞれが協力しあって支え合うと大きな原動力となる。シクロクロスに限っては、スネルシクロクロスチームと共に支え合って走ることが出来ました。本年度はレース終了とし、来年度へ向けて動き出します。

協賛各社様のサポート、沢山の応援、ありがとうございました。



Special thanks photo  ©Fabtoronica+camera
Tech support SNEL CYCLOCROSS TEAM


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