スイスのレンツアーハイデで開催された世界選手権が5日間に渡るビックイベントととして終了しました。ちなみに最終日の集客カウントは6000人だそうです!日本でオリンピック開催はどうなるのでしょうね。
さて、年に一度の世界一を決める大会の世界選手権ですが、各国代表枠の強豪選手が集結されてワールドカップとはまた、別の見ごたえがある大会です。通常スポンサー契約をするジャージを着て走るわけですが、国の代表としてですのでライブTVで見慣れた選手も国のジャージを身にまといます。日本も昨年度からかな?デサント製品でのナショナルジャージとOGKヘルメットが義務付けられてます。というわけで、応援する側も国で見てしまうのが人情だった方も多かったのではないでしょうか?
チーム・スコットからも春先のアジア大会に引き続き、国内女子では一番レベルが高いジュニアクラスから松本璃奈選手が選抜されました。現地情報は高地ということで、なるべく高いところでの練習をして備えておりました。幸いにも現在の住まいが800メートル。パノラマの山頂付近で1700m。反対側の舗装ですが車でも行ける国道299号線にある麦草峠は2100mで2時間もあれば山頂まで行けるので、夏休み中から始まり学校が始まっても山麓まで車で移動してのトレーニングと備えておりました。
(フェースブックのUCIより抜粋)
約一週間前に現地へと到着。直ぐにはコースに入ることはなく、サイクリング程度から始まったようです。翌日には移動疲れでダウン。心配もよそにすぐに回復しましたが、その後、2日ほどの雨が続き、ナショナルチームは体幹とローラーのメニューをこなしてしばらく過ごしたようです。
そして、すっかり水を吸ったコースへと試走。木の根やビックドロップ。とにかくコースに慣れることが必要だったようですが多くの選手が苦戦、初日はエスケープのみしか開かなかったようです。日に日に乾いてくる路面ですが、タイヤ選択も悩みの種。タイヤ選択も悩んでいたようです。
開会式も開催されて、いよいよ初日がスタート。男女混合で各クラスから出走してのクロスカントリーリレーから開催。このリレーを出ることでフィードエリア確保も大事な役割を果たすためもあり重要な種目でもあるようです。日本も中盤5位まで浮上して、大興奮の場面までありました。
2日目はいよいよ決戦です。ライブ中継が残念ながらありませんでしたが、現地のSLmedia中川氏、スポーツアロマの軽部氏がサポートや仕事片手間にやってくれていたおかげで知ることができました。その他は、現地のリアルリザルト。なんだか不思議な現代文明ですね。
当然ながらUCIポイントが優勢される大会ですので、アジア大会チャンピオンや昨年度のポイントも高得点な川口選手は、1列目。全日本チャンピオンの小林選手が3列目。松本選手が4列目となり、スタートは川口選手が埋もれていく中で小林と松本2名は中盤より前方での展開ではじめの落車も無事に回避となりました。1周目のトップは13分15秒!その後から1分15秒遅れで小林、2分15秒で松本、2分30秒で川口。トップは2周目以降は14分台をキープ。小林が徐々に順位を上げ17位。川口は苦戦しながらも35位。松本は順位を後退で40位まで下がるも後半持ち直して、何とか38位でゴールとなったようです。
その後も男子ジュニア、翌日はU23、4日目はエリート、5日目の終日はダウンヒルとなりました。リプレイもありますので、見逃された方はこちらでどうぞ。
XCリレー
WOMEN U23
MEN U23
WOMEN XCO
DH MEN&WOMEN
ナショナルチームとして、初の任務を果たした世界選手権ですが、この経験をもとに残り2戦に変化を見せてくれることだと思います。
引き続き本人のレースリポートが上がると思いますので、しばらくお待ち下さい。
2018年日本選手団(MTBリーグより抜粋)
リザルト
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