2019年12月27日金曜日

2019全日本シクロクロス選手権大会

こんにちはマシュンです。既に3週間ほど過ぎてしまいましたが、12月8日の愛媛県内子町にて全日本シクロクロス選手権大会が開催され参加してきました。愛媛県といえば、マウンテンバイクでも国際レースとして参加している八幡浜大会に毎年参加していますが、今回はサポート部隊がFDA様の飛行便と機材部隊で別れて現地合流という流れでした。当日は日本国内の頂上決戦。日本一のチャンピオンジャージが一年間着れるということもあり、誰もがいつもとは違う大会です。

ライダーズミーティングが終えて、内子座での壇上で選手紹介がされました。エリート男子と女子とU23男子の有力選手の11名。なかなか入ることもなければ、こんな紹介もされない貴重な機会でした。



さて、レースの方はチームスコットのトップバッターで、ジュニア男子に松本一成選手。スタートこそ少し遅れ気味ですが、積極的にレース展開して独走して後続を引き離していきました。後半になると村上選手が引き離しにかかるも、食らいついてきます。階段はエリートでもかなわないほどの速さでクリアし、舗装区間でピッタリと付かれる展開に。一瞬だけ入れ替わるも再び先頭になり、譲ることをしませんでした。その展開はゴールスプリントまで持ち込み、最後の最後に足が攣り残念ながらスプリント負けをしてしまう悔しい結果となりました。ゴール後での悔しい表情から切り替えて、表彰式では来年度のリベンジを誓っていました。






続いては、エリート女子に松本璃奈選手です。昨年度初のチャンピオンを勝ち取って連覇を狙います。一年ぶりにチームジャージを着ます。既に貫禄ある形でスタートを迎えました。
スタートも冷静に流れ、半周を過ぎると独走体制に。危なげない走りで、壁のような急坂登りも唯一登ってクリアして乗車!!後続を突き放して、独走を築き上げて行きました。


30秒差を付けてゴール!見事に2連覇を達成いたしました!!!!




続く男子エリートは僕、松本駿選手です。
スタートは気迫に追いやられそうになり、苦戦から始まりました。集団走行から牽制か?足がいっぱいなのか?棒状になりますがペースが下がるので、積極的に先頭に出たり引いて欲しいので合図をして下がったりしてペースをコントロールします。
毎回走るたびに登れない選手の後ろが多くて、降りざる得ないタイミングに。立ち止まって、オドオドすることはありませんでしたが、日本一を決めるレースですから積極的に走れないとね!
後半になるとペースも追い上げることに成功で、25位から抜け出ることで21位に。

結果そのまま、ゴールしての21位となりました。

沢山の応援と声援ありがとうございました!!!!








2019年12月2日月曜日

チームメンバー電撃加入のお知らせです!

こんにちは、マシュンです。チーム一丸となって目標を掲げておりましたニュージェネレーション!全日本チャンピオンとアジアチャンピオン、そして、チーム総合優勝と合計5つチームとしてビクトリーを獲得した2019シーズンが終了しました。そんな間もない時間ですが、既に2020シーズンへ向けてチームは動いています。なんと、皆様にお伝えする大きな話題があります!!!


平林安里選手が2019年12月吉日にTEAM SCOTT JAPANに電撃移籍加入する運びとなりました。もうひとりチームにチャンピオンが加入することになりました!!!!
平林選手は日本のXCレースシーンで大活躍中で、アルペンスキーのバックボーンを持ち、ドライブと釣りという趣味を持つ特殊な選手。ジュニアチャンピオン時代には2分前にスタートしたエリートクラスの選手を全員ラップを成し遂げ、U23チャンピオン獲得し世界選手権とワールドカップをナショナルチームとして挑戦中。日本No.2の実力を持ちながらプロ5シーズン目はスコットライダーとしてエリートクラス初年度に挑戦します。

平林選手からのコメント:

高校卒業後のプロ生活も4シーズンを終了しました。機材にこだわり、共に戦ったチームからチャンピオンを獲得でき、世界へ挑戦する機会が多くありました。しかし、ここ数シーズン海外でレースを戦い、自問自答をする日々もあると同時に、世界のトップライダーの走りを見る機会が増えて自分が苦悩した答えのヒントが見つかったのです。
それは、今現在の機材の見直しと様々な走り方を比較する事で、現在最速のクロスカントリーバイクは世界チャンピオン、ニノ・シューター 選手が乗るSCOTT SPARKではないかという結論に至りました。ニノ選手のフィジカルの強さにスポットライト が当たりがちですが、彼の強さだけではなく、ワールドカップや世界選手権の生で見たときにSCOTT TwinLocシステムを駆使し、難しい路面を何事も ないようにパワフルに走り抜けるスパーク自体にも衝撃を受け、是非乗ってみたいという衝動に駆られました。
自分の体格も同じ様に当てはめられる選手でもあり、年中トレーニングではマウンテンバイクに乗る自分にとって、なぜ最速なのかを自分で確の中で確かめるべく今回の移籍に至りました。
新たなる挑戦にチャンスを下さったスポンサー様と受け入れてくださったチームに感謝して、新たなる挑戦に胸を弾ませています。応援よろしくお願いいします!

戦歴

• 2014年全日本マウンテンバイク選手権ジュニア優勝

• 2014年アジアマウンテンバイク選手権ジュニア優勝
• 2014年世界選手権ノルウェー大会日本代表
• 2015年全日本マウンテンバイク選手権ジュニア優勝
• 2015年Coupe du Japonジュニアクラスシリーズ優勝 
• 2015年世界選手権アンドラ大会日本代表
• 2016年全日本マウンテンバイク選手権U23優勝
• 2016年世界選手権チェコ大会日本代表
• 2016年Coupe du Japonエリートクラスシリーズ4位 
• 2017年全日本マウンテンバイク選手権U23優勝
• 2017年世界選手権オーストラリア大会日本代表
• 2017年Coupe du Japonエリートクラスシリーズ優勝 
• 2018年世界選手権スイス大会日本代表
• 2018年全日本マウンテンバイク選手権U23優勝
• 2019年世界選手権カナダ大会日本代表
• 2019年全日本マウンテンバイク選手権U23優勝



2019年11月16日土曜日

TEAM WIN!!!

こんばんはマシュンです。2019シーズンの国内マウンテンバイクレースが終了して、ついにプレミアムチームの優勝を獲得することが出来ました!!!これも皆様方の応援とサポート企業の皆様のお力添えがあったからこそだと痛感し、感謝でしかありません。

また、全日本選手権とアジア選手権U23女子&ジュニアのダブルタイトルで、更に姉弟のチャンピオン獲得!と未来を見据えたステップを踏み出すことが出来ました。


 世界選手権はカナダモンサンタンへと行きました。
そして、オリンピックプレ大会は、松本璃奈選手が出場。今年はスイスへと半年ほどテスト生として留学することが出来、その集大成を披露する形で出場。世界でも難易度の高いコースを攻略。日本人最高位でした。

オリンピック出場のために、今後はレースが控えてきます。
引き続き、応援よろしくお願いいたします。



2019年11月11日月曜日

シクロクロス飯山参戦

こんにちはマシュンです。
飯山シクロクロスが、JCXシリーズ戦として開催され参戦してきました。
©FABtroni+camera

トップバッターは、松本璃奈選手。全日本チャンピオンジャージに身をまとい、イメージカラーも浸透してきていると思います。そんな中で、ライバルの今井選手も参戦ということでスタート前よりバチバチの形でレーススタートを迎えます。前半はいつものような先行する形でレースを形成していきますが、徐々にペースに飲まれてしまいペースダウン。後半は苦戦で展開しながら、2位でゴールとなりました。

 ©FABtroni+camera

©FABtroni+camera 
©FABtroni+camera 
©FABtroni+camera






©FABtroni+camera

続く松本一成選手は、スピードスケートシーズンに突入しているので大会の空いているタイミングで参戦。今回ジュニア2名のみでC1と同時出走のため、渋滞に飲まれ前半はほぼ差が開いた形で2位に。8秒ごとに区間短縮させて、前半に大きく開きすぎてしまったタイム差をなんとか最後に捉え、C1総合でも15位前後に迫る走りで優勝することが出来ました。
 ©FABtroni+camera

©FABtroni+camera 

©FABtroni+camera 

©FABtroni+camera

©FABtroni+camera

©FABtroni+camera 
©FABtroni+camera



©FABtroni+camera

最後は僕、松本駿選手がC1に出走。
半周を過ぎて、キャンバー走行の際にシューズのバックルが外れてしまうアクシデントに見舞われつつも、15位の前半戦。リズムが整いはじめた中盤は順位を10位程まで上げて、得意のキャンバーや連続の滑るスイッチバックの攻略と階段のスムーズなツナギでペースを上げることが出来、後半は順位が入れ替わりながらも13位でフィニッシュすることが出来ました。
 ©FABtroni+camera
 ©FABtroni+camera
 ©FABtroni+camera
 ©FABtroni+camera
 ©FABtroni+camera

©FABtroni+camera




次戦は、松本璃奈選手と松本駿選手が滋賀県マキノ高原へと参戦。
その後は、野辺山と全日本選手権に参戦予定です。
引き続き、応援よろしくお願いいたします!!

©FABtroni+camera
©FABtroni+camera

2019年11月4日月曜日

シクロクロスシーズンが始まりました‼︎(松本璃奈)

今シーズン初シクロクロスレースに参戦してきました。

1週間前、慌ててタイヤとホイールを接着しました。
初めて1人で、のり塗りから接着までやりましたがすごく手こずりました…。
最初の1本目の接着は、うまく出来ず手がリムに貼り付いてしまい大変な目にあいましたが無事装着完了‼︎

今回の大会はこのタイヤとリムを使用しました!


下記はレースレポートになります。
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日時:2019/11/02
大会名:JCX第2戦 幕張inサイクルモードDAY2
開催地:千葉県幕張海浜公園

機材
バイク:SCOTT/ADDICT CX 20 DISC
メインコンポーネント:シマノ/DURA-ACE
ハンドル・ステム・シートポスト:タイオガ
サドル:エルゴン/SMR3 PRO 
ヘルメット:OGK-ゼナード
バイクジャージ:ウェブワン/SCOTT チャンピオン デザイン
グローブ:OGK
シューズ:SCOTT

結果 
Women Ellie:1位

当日に会場入り。
今年のレースは去年と違い夜間ではなく昼間のレースでした。

オフ明けの追い込み練習として今回は参戦しました。
スタートは一列目の真ん中。ホールショットは決められなかったが、徐々に加速し先頭に立つ。今回はラップキープを目標に挑みました。

Photo by FABtroni+camera 

シケイン以外は、マウンテンバイクで身につけたテクニックを使い全乗車。
ここのコースは、ほぼ芝で平坦が多いレイアウト。どこまで粘れるかも勝負どころでした。

Photo by FABtroni+camera 

1周目から2位と差ができ自分のペースで展開を進めた。
Photo by FABtroni+camera 

しかし4周目後半あたりから後ろとのタイムギャップがどんどん縮まってくる。
Photo by FABtroni+camera 


Photo by FABtroni+camera 

しばらく芝の平地なので、先頭を引っ張ってもらい得意な区間で前に出て差を広げる作戦で走った。
Photo by FABtroni+camera 

2位に走っている唐見選手はロード選手なので平坦がものすごく速い。
ラスト1周は全力で逃げた。
Photo by AJOCC 

そしてそのままゴール。

Photo by Mr.Okamoto

未成年なのでビールファイトはできませんでしたが、めっちゃビールかけられました!
しばらく目が開けられませんでした(笑)これも楽しみの一つです👌

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今回は、追い込みが出来たこと、ラップをキープ出来たことが良かった点でした。
しかし、倍の課題が浮き上がってきた。全日本まであと1ヶ月。この課題をクリアできない限り絶対に勝つことはできない。今回はたまたま勝てただけ。二連覇に向けて気持ち新たに歩み始めます‼︎

応援サポートありがとうございました。

次は飯山になります。

TEAM SCOTT Rina Matsumoto